1998年9月19日(土)ジュビロ磐田スタジアム 14:00
KICK OFF 天候:晴れ
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試合結果
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試合経過
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'98 J.LEAGUE 2nd STAGE〈第6節〉
ジュビロ磐田 VS ヴェルデイ川崎
1 - 0
(前半:0-0)
(後半:1-0)
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試合前
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初めて磐田に来てみました。今日はMIEBOOは都合により不参加のため、観察力のちょっと心もとないSHARRAのみのレポートです。ご了承くださいm(__)m。
“サッカー場”なので観戦する分にはとてもよかったですけど、駅やスタジアム周りにアクセス方法やゲート案内などの表示が少なくて、ちょっと難儀しました(^
^;)。磐田駅で下車したものの、バスはどこから乗るの…?何も書いてない…。やはり同じく困ってる人が他にもいました。バスに乗って十数分、着いたようなので(なんのアナウンスもナシ)降りると…ここはどこ?近くの門のところに「Aゲート」の看板。私のチケットの「Cゲート」はどこ?…なんとかたどりつきましけどね(苦笑)。
試合前の練習が始まりました。真夏のような好天…ピッチの上は暑いだろうなぁ〜。
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前 半
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写真撮影の後、ピッチ中央でカズとゴンちゃんが笑顔で挨拶をかわしてます。うう〜ん、いい感じ。
さて、試合開始!前節途中交代でいい働きを見せたゾノがスタメン復帰、右サイドバックには長田くんでスタート。石塚が控えにまわり、土屋くんの負傷もあり、DFの控えはヤマタクでした。
開始早々は全体的に動きも良く、新潟の勢いが続いてるな…と思ったのですが、ジュビロも活気が出てきた19分、ゴール前に走り込んだカズの右足にDFのタックルがまともに入り、カズが倒れた!カズは足首を押さえて苦しんでいましたが、なんとか立ち上がり、ケンケンをしながらピッチの外へ出てトレーナーの治療を受けています…大丈夫?でもカズがあんなに痛がるなんて…あ、立ち上がってピッチに…でも2・3歩入ったあたりにビッコひきながら歩いている…。カズがピッチに戻るなり、玄くんの姿が見えました。これは大丈夫で戻ったのではなく、玄くんの用意ができるまで戻っただけだったんですね。22分、カズに代わって玄くんが入りました。それと同時にゾノが右側にシフトチェンジ。玄くんを頂点にしたゾノ・ヤマとの三角形にきーちゃんがフリーで動き回る…って感じでしょうか。ちょっと見てみたかったメンバーではあったんですけど、なにせこんな布陣で練習してませんし、前半早々突然の交代だった事もあってか、あたり一面がぎこちなくなってしまったような…。31分にはなんとゴンちゃんも交代。両チームのエースが前半途中でいなくなってしまいました。さあ、これは両チームの若手のアピール合戦となるはずが、元気に駆け回っているのはほとんどジュビロの選手のみ。ヴェルディはどんどん自陣内でのプレー時間が増えてきます。ヤマやゾノから玄くんへの展開も2回程見られましたが、動きの整合がとれていなかったため合わせることができず…。前半は0−0のまま終了。
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〈前半フォーメーション〉
〈SUB〉
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GK
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本並
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DF
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山田
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MF
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ヤス、石塚
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FW
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玄
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[交代]22分 カズ→玄
[警告]長田
[退場]
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ハーフ
タイム
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メインスタンドにいた私からは全然ベンチが見えず、首脳陣やカズや控え選手の状況がわかりませんでた。交代となってしまったカズに加えて、何度も治った方の足首を押さえて倒れたミニラも心配です。
ピッチでは控え選手が「蹴鞠ゲーム」を始めましたが、なぜか短時間で終わってしまいました。なんか雰囲気よくないなぁ…。
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後 半
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後半は前半終了時そのままのメンバーでスタート。きっとどこかで右サイドバックを代えて、このまま点が入らなければ誰かに代えて石塚投入…なんだろうな。パターン化しますからね、すっかり。これが「勝利の方程式」ならいいのですけど。
しかし、後半の展開は圧倒的なジュビロ攻勢…ヴェルディは完全に守勢に回ってしまいました。試合はほとんどヴェルディゴール前で行われいます。逆サイドになってしまったので遠くで新吉さん・哲さん・米山くんがジュビロの攻撃陣と格闘しているを見守り、時には悲鳴をあげるしかない…。どんなに必死に防いでも、一瞬のちにはボールはジュビロに…ハーフラインすら越えられない…。攻めまくっているジュビロもヴェルディ最終ラインの必死の守りと、シュートをことごとく外してくれたおかげで、点は入らず…しかし63分にとうとう藤田俊哉のシュートが枠の中に…。
64分に長田くんに代えてヤマタク投入。予想通りの交代ですね。これで少ししてから石塚を入れるんだろうな…。代わって入ったヤマタクですが、どういう指示を受けてきたのか…あんまり長田くんと動き方は変わっていない気がします。相変わらず、たまにボールを持つと中に中にと切れ込んでいく…なんでだろうなぁ。目の前のスペースはガラ空きなのに、どうして込んでいる中側に入って行くんだろう?中に入るように見せ掛けて、外へ向かう選手に受け渡す訳でもなく。それならガラ空きのスペースをドリブルで上がって、DFを引き付けてギリギリでセンタリング…ってのはダメ?素人の浅知恵かしら???
そして5分後、またも予想通りに石塚投入。ゾノの調子が悪いと判断したのか交代相手はゾノでした。これで玄−石塚の2トップ。初めて見たぞ…こんなの。彼等は普段から仲が良いけど、試合でのコンビではどんなプレーを見せてくれるのか…。しかし、依然ボールはヴェルディ陣内から出ず。終了間際にCKのチャンスが訪れましたが、ゴールを割ることはできず…。
結局、ほとんどの時間、顔を左に向けて遠くを見つめ続けた後半は1−0で終了。
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〈後半フォーメーション〉
[交代]64分 長田→山田
69分 前園→石塚
[警告]
[退場]
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試合後
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ピッチ中央での挨拶の時から自分に対して憤っているような、そんな表情でおじぎしていた玄くん…。新潟でのあの勢いは途切れてしまったようです。たった1試合でまたも「いったいどこが悪いのかわからない」という状態に戻ってしまいました…。
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感 想
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まさに踏んだり蹴ったりな試合でした。カズはケガするわ、チーム状態は後退するわ…。やっぱりまだまだヤマやゾノは好不調の波が激しいですね。悪いなりになんとか…っていうのは若手には無理ですから、まんま悪循環にはまっていってしまうようです。ベンチ入りして4試合、ついに出場した玄くんですが、気合いのあまりか空回りしてしいましたね。できればカズのパートナーとして出して欲しかったけど、緊急事態でしたし。でも、どんな場合でもチャンスはチャンス、きっちりモノにして欲しかったですね。前節出場した土屋くんはケガをしたとのことですし、起用されると負傷でリタイヤというパターンは相変わらずのようです。米山くんなんて結構きびしくやられちゃってますが、目立つケガもなくなかなか安定したプレーぶりを見せてます。この試合は米山くん大活躍!ってシーンが多かったですからね。そして新吉さん&哲さんもお疲れ様でした。
全体的に見て、ヴェルディの選手とジュビロの選手との意識のレベルの差を感じたような気がします…。
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