6位で1stステージ終了…。

1998年8月8日(土)等々力競技場 19:00 KICK OFF 天候:くもり時々雨

試合結果

試合経過
'98 J.LEAGUE 1st STAGE〈第17節〉
    ヴェルデイ川崎 VS 名古屋グランパスエイト
0 - 2
(前半:0-0)
(後半:0-2)
得点者
Verdy
Grampus

 

福田(52分)
ウリダ(89分)

試合前

1stステージの、そしてホームの最終戦。ヴェルディのサッカーを、意地を見せてくれっ!優勝はなくても、ここで勝てば3位の可能性があるんだから…。

前 半

エウレルの負傷により、2トップには高木と久しぶりにカズが登場。コンディションの関係か欠場のラモスに代わって石塚が2列目に入っています。私達の希望としては山口を入れて欲しかったのですが…。DFは土屋を入れての4バックがすっかり定番になってます。
開始早々からなんとなくヴェルディの選手達の動きが気になります。少し体が重そうな…気のせいならいいのですが。
前半15分頃、カズが靴を結び直す仕草を見せ、その直後、グラウンド外で治療を受けます。どうしたんだろう…と思っていると、その時間からずっと右足を気にしていました。う〜ん、心配だ…。
つねづね守備の不安を感じていたのですが、この試合も感じます。なぜピクシーにマンマークをつけないのでしょう?フリーでゃりたいようにやられている気がします。ピクシーを押さえることがセオリーじゃないのかなあ。今日も新吉さんにおんぶにだっこなのか…。
案の定、主導権はグランパスに。ヴェルディはたまに得たチャンスもシュートはことごとく枠を大きく外れ…。しかし、GKの好セーブでなんとか無得点に押さえ、前半終了。

〈前半フォーメーション〉
980808-1

〈SUB〉

GK

小針

DF

MF

ヤス、山口

FW

薮田

[交代]
[警告]
[退場]

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ハーフ
タイム

控え選手は室内練習場に…誰も戻って来ないので、後半も交代はないのでしょう。
他会場の途中経過がスクリーンに…清水も磐田も0−0で前半を終えているようです。

後 半

後半、予想通り選手交代なし。前半にもう動いてきたグランパスに対して不動のヴェルディ。どうも今日は守備がいつも以上に危なっかしく感じます…カズがFWでいつもよりは下がってこない上に、きーちゃんの調子がイマイチのようで、左サイドがカラ空きになる…。また、スタメン出場の石塚は、確かに、前を向いて楽な形でボールをもらった時はいいパスを供給するものの、相手からちょっとしたプレッシャーを受けると、すぐつぶれてしまうし、ボールのキープすら、ままならない状態。一番問題なのは、2列目に位置していながら、守備面での貢献度が低いことでしょう。
そんな後半7分、途中交代のアルーから福田に渡ってグランパスが先制。その後も再三ヴェルディゴールがおびやかされます。怒ったり、おどけたり、魅せたり…とピクシーは相変わらず好きなようにプレーしてます。どうしてマークをつけないんたろう…。
34分にミニラに代えて薮田を投入。点をとりたい…ということなんでしょうが、ただでさえ危なっかしい守備を減らして…。不安は適中。グランパスのペースが続く中、モアシールが2枚目のイエローカードで退場。さらに終了間際に追加点を許し、0−2で終了。

〈後半フォーメーション〉
980808-2
[交代]79分 中村→薮田
[警告]66分 土屋
    74分 モアシール
    82分 薮田
    84分 モアシール
    85分 エンリケ
[退場]84分 モアシール(警告2枚)

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試合後

1stステージ最終戦ということで、バックスタンド・ゴール裏…と控え選手を含む全員が挨拶にやってきました。もちろん笑顔はなく、どの選手も堅い表情で…。

感 想

SHARRA勝っていた時は目をつぶっていられた守備の不安がどうしようもなく感じられた試合でした。以前知人に「ニカノールって守備にはなんの考えも持ってないよ」って聞いて、あれだけの監督なんだからそんなことはあるまい…と思っていましたが、もしかしたら本当に…。
2ndステージ開幕まで2週間…どんな調整を、修正をしてくるのか…“安直な考え”に走るなよ!>ニカ。

MIEBOO選手全体に疲れが残っていたのか、攻守のバランスが崩れ、パスミスも続出しました。そんな中、さらにKAZUの右足首の怪我。 最後の挨拶の時には、完全に右足をひきずっていたので心配です。とにかく、最大の課題は「守備の整備」ではないでしょうか?攻撃陣には、もっとアタックに重点をかけれるような状況を作ってあげてほしいと思うのは私だけでしょうか?

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