KAZU Video Listへ


<VIDEO編>

 「自分も、こんな品を持ってるよ」という方がいらっしゃたら、ぜひメールで教えてください。

なお、ここに載せる内容には、まったく営利目的はありません。


1992.8.17

サッカーフェスタ’92 第2戦

日本代表 vs ユベントス
   1        1

国立競技場

神戸ユニバの第1戦を2−2で引き分けて迎えた第2戦。
ユベントスに先制されたものの、終了間際、KAZUのCKを井原がヘッド(?)で入れて同点。オフトジャパンが初めて具体的な成果を出した試合でした。
KAZUは、縦横無尽にグラウンドを駆けめぐり、ドリブル・パス・シュート…
どれをとっても、ワクワクドキドキものでした。もちろん、それは今も変わらないけど…。
そしてこのサッカーフェスタは、
KAZUとロビーが同じグラウンドでプレーした記念すべきシリーズです。
第2戦となるこの試合では、KAZUとロビーの間に、お互い通じ合うものが生まれたような雰囲気を感じました。

KAZUとR・バッジョ。
同じ年の同じ2月に生まれた、この2人。いつか同じチームでプレーすることを約束した2人。
これからの2人に幸あれ!!


1991.6.5

キリンカップサッカー'91

日本代表 vs バスコ・ダ・ガマ
   2          1

京都・西京極陸上競技

解説:

日本サッカー協会強化委員長
川淵三郎(当時)

日本代表は赤いユニフォーム。この頃のパンツって、短くて結構ピチピチなんですよね。
このころのKAZUは、生意気バリバリのやんちゃ坊主って感じ(それが結構好きだったけど…苦笑)。
そのKAZUの背番号は「20」。ちなみに、ラモスは「14」、き〜ちゃんは「17」、福田が「12」、武田が「16」でした。短い髪の毛のき〜ちゃんって、新鮮。それに、テレビの中では、このとき、ラモスは「読売クラブ」から「全日空」への移籍が発表された…ってありましたけど、そんなこと…あったけっな?
一方、バスコは、おなじみの白地に、左肩から右腰へ黒いタスキがかかっているようなユニ。そして、このときのビスマルクは、あの「ビスやん」のことで背番号9を背負い、FWのベベトは、あのベベトのことで、背番号は10をつけてました。

日本代表

監督

横山

GK

森下

DF

柱谷、阪倉、井原、堀池

MF

福田、浅野、ラモス、北澤

FW

武田、KAZU

バスコ

監督

サントス

GK

アカッシオ

DF

J・A・ラウリ、シドネイ、
J・ルイス、カッシオ

MF

Z・D・カルモ、ルイジーニョ、
ビスマルク

FW

ソラット、ウィリアン、
ベベト

<試合内容>

 

開始早々、右サイドからKAZUがフェイントで抜いてセンタリング。う〜ん、やっぱりKAZUだぁ〜。
ただ、前半はバスコに押され気味の展開。その起点は、この頃から異様に冷静だった、しっかり髪の毛のあるビス(笑)。そして、FW登録ながら、絶妙なスルーパスも出してたベベトが、やっぱり印象的。
この頃のサッカーって、確かに今と比べれば組織力は落ちるかもしれないけど、個人技によるパス回しが面白くて、見てて楽しいな、やっぱり。
前半は、それぞれチャンスはあったものの0−0。後半早々、またまたKAZUらしい場面が…。もちろん、ドリブルで抜いていくシーンあり、サイドに一度開いてボールをもらい、中へ向かってドリブルしてシュートというシーンあり。でも、一番KAZUらしいって思ったのは、相手にファールで倒された後、すかさず両手を広げ、ポルトガル語で詰め寄るシーン。う〜ん、やっぱり、この頃からKAZUはKAZUだった…(苦笑)。
後半10分、右サイドから中央へ出したパスに、き〜ちゃんが反応。相手DFにあたったところ、こぼれ玉をすかさず拾ってシュート、ゴール!!喜んでる、喜んでる…。とくに、KAZUとき〜ちゃん。お互いの顔を持って喜んでる…。この頃から仲いいねぇ〜。ちなみに、この時のき〜ちゃんは本田技研所属でした。その後も、KAZUフェイントあり、サイドからのキレのいいセンタリングあり…と、思わず「KAZUゥ〜」と叫んでしまいます。TVの中で、川淵さんも、うなってます…(笑)。
そうこうしているうちに、後半30分。ペナルティエリア正面外から、KAZUの鮮やかなミドルシュート、ゴール!!! 右足で左ポスト内側にあたって入る鋭い弾道。KAZU、メインスタンドに向けてガッツポーズ!! かっこいい!!解説の川淵さんも「スゴイですねぇ〜」と連発してます。
試合もあと5分で終わり…というところで、ペナルティ内でベベトが倒されPK。蹴ったのはビス。今とおんなじような仕草で、難なく蹴り込み1点返されたものの、そのまま試合終了。
試合後のヒーローインタビュー。にきびがちょっとあって、なんか初々しいKAZU。口調は同じだけど、やっぱ、ガキ大将みたいだねぇ〜(笑)。それに輪をかけてガキ大将的インタビューだったき〜ちゃん。インタビューの最中に観客に向かって「ありがとう!!」と大声で連呼し、「次も期待できますね」の問いに平然と「はい、期待できます!」というあたり、この2人は、昔から生意気で、かわいい!!それにしても、試合後、グラウンドに次から次へと降りて走ってくる観客の数。ありゃ、今じゃ考えられないよな…。
この頃って、日本代表でも、ブラジルやヨーロッパの単独クラブからゴールを奪うことは大変と思われていた時代。KAZUとラモスが入って、ガラッと雰囲気が変わりました。それに、この大会(キリンカップ)から勝利ボーナスがつくようになったはず。KAZUとかが、「大会で勝っても勝利ボーナスがもらえないなんて不公平だ」って抗議したおかげだよね。日本のサッカーが新しい時代へと動き出した息吹を感じる試合。そして、時折TV画面に映る観客の顔が嬉しそうで、暖かい雰囲気を感じる試合でした。

 

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