【スタジアムでは…】

めちゃくちゃ暑くて、後で聞いたら、この夏最高気温だったんだってぇ。 そんな中、真っ昼間から国立に並んだのも、久々にＫＡＺＵの勇姿がピッチで見れる…それを楽しみにしていたから…（ＫＡＺＵが出れなくても、ラモスはもちろん、ドーハメンバ＆読売メンバが集まる試合は楽しみにしてました。ただ、ＫＡＺＵが出るとなったら、なお一層リキが入っちゃいましたね）。 午後３時（実際には午後３時半）に開門。中へ入って、横断幕張って、席取りして…。 一段落して周りを見回してみると、「１１　ＫＡＺＵ」のユニ着た人の多いこと、多いこと。代表色や読売色の「１１　ＫＡＺＵ」が、あちゃこちゃにいます。それぞれの「１１番」に、みんな、それぞれの想いがあるんだろうなぁ〜。来ている人も、親子連れあり、女性あり、男性あり、ガキんちょあり…と、ほんと嬉しくなっちゃうくらい大勢いました。

【選手入場…】

午後４時４５分。スタジアムが暗くなり、ラモスのビデオがオーロラビジョンで流れます。最初に、「ＦＡＩＲ　ＰＬＡＹ　フラッグ」が入ってきます。持っているのは、曙関、松岡修造さん、大林素子さん…みんなでかいなぁ〜。 そして、いよいよ、選手入場です。まずは、対戦相手の「Ｊリーグ選抜」の選手から。１人１人、名前と一言コメントつけて選手を紹介するのは、ご存じ、ヴェルディーノの店長・西尾さん（西尾店長の声も、こころなしか興奮気味）。「背番号１番！　川口能活…」メインスタンド下から飛び出してくる選手にスポットライトが当たり、そのたびに、スタジアム全体から、大きな拍手と歓声が飛びます。井原、ノボリ、ゴンちゃん、福田、浅野、中村俊輔、秋田、斉藤、高木…すごいよねぇ〜。これだけのメンバが集まるなんて…。 さぁ〜、次は、いよいよ「読売ラモスオールスターズ」のメンバ紹介だぁ……っと、西尾店長が叫びます。「それでは、読売ラモスオールスターズの選手紹介をしてくれるのは、この人…木梨憲武ぇ！！」スタジアムは、ひときわ湧きました。ＢＧＭもかわり、いよいよノリさんの紹介で、読売＆ドーハメンバを中心としたメンバが入ってきます。「背番号１番…菊池新吉ぃ〜」、なんか、やっぱ、すごいなぁ〜。テツさん、都並さん、堀池さん、ミニラ、き〜ちゃん、ゾノ、ビス、永井、タケ…そして、そして…次だ、次だ…次だぞぉ〜。 ノリさんが粘りの聞いた言い回しで叫びます「お〜かえりぃ〜なさいぃ〜。……」これまでにない、すごい歓声と盛り上がり。私のいた席の周りでも、「ＫＡＺＵゥー！」「待ってたぞぉ〜！」「ウォー！」などという奇声が、あちこちで発せられましたものすごい歓声と拍手の中、ＫＡＺＵが出てくると、もう、その後、ノリさんがなんてコメントしたのかも聞こえやしない。わぁ〜、ＫＡＺＵだ、ＫＡＺＵだ。 その後は、カレカやコーチのジョージさん、監督の松木さんが紹介されました。 その間、ＫＡＺＵは何してるかな……？　あぁ、やっぱりＫＡＺＵです…。他の選手はちゃんと立って、入ってくる選手に拍手を送ったりしているのに、やっぱ、ＫＡＺＵだけ落ち着いていません。まあ、よく言えば、体を温めてるとも言えるのでしょうけど、１人、その場で両足ジャンプをやったり、短いダッシュを前後に繰り返したり…。おいおい…って感じもＫＡＺＵらしいね。 そうこうしているうちに、この日のメインスター・ラモスが登場。さすがに、このときは、ＫＡＺＵも立って拍手してた（笑）。なんか、オープニングだけで、こんなに盛り上がったのも久方ぶりだなぁ〜。メインスタンドに向かって両側に並んだ蒼々たる顔ぶれの選手たち。

【キックオフ前には…】

国歌斉唱です。唄うは歌手の布施明さん。あの独特の、粘りのある声で歌い上げます。ＫＡＺＵは……。ＫＡＺＵだけは、右手を左胸に当てています。やっぱりＫＡＺＵ…なんだなぁ〜。さすがに、読売時代を彷彿させる緑のユニだったので、恒例の「日の丸キッス」はなかったけど…。 そして、この後、両チーム入り交じっての記念撮影。う〜ん、みんな嬉しそう。え〜っと、ＫＡＺＵは？　ＫＡＺＵはどこだろ？　……いた、いた。いました、恒例の位置に…。そう、向かって右はじ。マラドーナの位置だね。 そして、この後の動作も、あいかわず…。他の選手がグラウンドに散らばる中、ＫＡＺＵだけは、メインスタンド側のセンター付近でしゃがみこみ、もう１度スパイクの紐を締め直すんだよね。久しぶりだなぁ〜、このシルエット。カクテル光線の中、緑のピッチにしゃがんで紐を締め直す「１１番」のシルエット。 いよいよキックオフです。

試合の様子は「ラモス引退記念試合フォトレポート」をご覧ください

【後半１５分で途中交代した後は…】

後半１５分、KAZUが前園と交代。 交代が告げられると、KAZUはピッチの上でラモスを探し、ラモスと熱い抱擁！　ラモスがKAZUを抱きかかえるように軽く空中に持ち上げ、その様子にスタジアムからも大きな拍手と歓声が聞かれました。 ベンチに戻ってくるKAZU。そのKAZUを、き〜ちゃんやタケがハイタッチ。だれもかれもが屈託のない笑顔で、見ているこっちまで、思わず笑顔になっちゃいます。 読売ラモスオールスターズ側のベンチに下がってくると、KAZUは、いつものように、すかさずユニフォームを脱ぎ、アンダーシャツ姿に…。 しばらくおとなしく見てるのかな…と思いきや、何やらベンチの横で騒がしい…（笑）。やっぱねぇ〜（笑）。今さっきまでＪリーグ選抜側のベンチにドカッと座り、怪我明けで出場はできないのかな？って思っていた中山ゴンが、しっかりKAZUのとこに来ています…。いつ来たんだぁ？こっち側へ…。でも、ほんと、この２人、仲いいのぉ〜、ほんと妬けちゃうくらい仲いいんですよねぇ〜。 しばらく盛り上がったと思ったら、２人して、仲良くメインスタンド下へ消えていきましたぁ（ＴＶで確認したら、このとき、それぞれインタビューを受けてたみたいですね…）。

【ラモスから１人１人の選手に思いを込めたラストパスを送る場面で…】

中央スポットライト浴びるラモスから、いろんな思いを込めて、１人１人にボールがパスされるシーン。 まずはＪリーグ選抜チームから…。最初はＧＫ川口選手。各選手へのコメントと選手の名前を紹介したのは、「サッカーを愛するみなさん、こんにちは！」のセリフでおなじみの、テレビ東京・金子アナウンサー。 １人１人が丁寧にボールを受けていきます。中には、ボールを受ける前に深々とお辞儀をする選手も…。 そして、ついに読売ラモスオールスターズのメンバへ…。ＧＫの菊池新吉選手から万感の思いを込めたボールを受けていきます…。都並さん、堀池さん、哲さん、ミニラ、ヤスさん、ビス、き〜ちゃん、タケ…そして、ＫＡＺＵ。 ＫＡＺＵにスポットライトが当たり、ラモスと、目と目があった瞬間、その光の中でのＫＡＺＵダンス！ 最後に右手の人差し指をラモスに向かって向け、ラモスもそれに笑顔で応える。 そして、文字通り、ラモスからラストパス！ 何度も何度も日本をわかせ、日本を救ったラモスからＫＡＺＵへのラストパスには、私も万感の思いでした。

【スタジアム一周のシーンで…】

最後、花束と日の丸を持ったラモスがスタジアムを一周するシーンでは、メインスター・ラモスの後ろを他の選手たちがたたえながら、ついて回ります。 っと、ＫＡＺＵはどこにいるのかな？　案の定、最後尾にいました、いました…。しかも、しっかり中山ゴンと…。ほんとに、ほんとに、この２人、仲良すぎ！！ ラモスとその他の選手たちがゆっくりとスタジアムを一周する中、ずっと流れていたＢＧＭは、「サンバ」。そのサンバのリズムに踊りたくて仕方のない感じのＫＡＺＵは、最後尾で両手を上げ、腰を振りながら踊ってました。 そのうち、スタンドの観客に向かって、ゴンと一緒に、両手を頭の上で叩きながらジャンプして踊りだし、スタンドもそれに合わせて踊ってます。 な・なんだなんだぁ、この光景は？？前方ではラモスを囲んで盛り上がり、それが通り過ぎた後のスタンドはＫＡＺＵ＆ゴンのダンスで、もう一盛り上がり。 根っから明るく屈託のない２人が、もっともっと好きになっちゃいました。