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(1999.3.31〜4.21)

 このページでは、新聞・雑誌やTVなど、各メディアにおけるKAZU関連のデイリーなニュースをまとめてみました。

「KAZU's COMMENTS」でKAZUのコメントをご覧ください。


1999.04.20

▼KAZU、対リエカ戦先発

20日午前の定例記者会見がザグレブ市内のクラブハウスでおこなわれ、ザイエック監督は、日本時間22日午前1時30分から行われる決勝リーグ、リエカ戦について「FWはシミッチとミウラの2人を使う」とKAZUの先発起用を言明した。

●KAZU密着カメラ 12台に倍増

日本で生中継するスカイパーフェクTVは、21日のC・ザグレブ―リエカの首位決戦に、通常の2倍の12台のカメラを持ち込むことを決めた。ドラゴボリャツ戦(18日)から生中継を開始したスカイパーフェクTVへの反響は予想以上に大きく「視聴者の方から上々の反応があったそうです」と現地での撮影を受け持つ「ハマーズ」のゴームス・ビクター専務。そこで通常6台のカメラで行う中継を、リエカ戦から12台に増やすことを決定。W杯の大舞台でも20台とされるから、まさに異例。

ビクター専務

前回の試合もすごい反響があった。
KAZUさんが活躍してくれれば、もっと注目が集まるでしょう。次は先発だし…。


1999.04.19

▼リエカ戦に向けて練習再開

この日午後、KAZUらイレブンはマキシミル競技場内グラウンドでリエカ戦へ向けての練習をおこなった。雨上がりのグラウンドで、KAZUはシュート特訓を行った。泥まみれになって打ち込んだ70本。

●KAZU、新車で出勤

この日の練習前、前日に届けられた紺色のアルファロメオに乗って、KAZUは、マクシミルスタジアムの駐車場にさっそうと現れた。イタリアから運んで来てもらっただけに、ピカピカではなかったが、地元の子供たちも車内をのぞき込むなど、めずらしそうにしていた。

●KAZU 新聞評価“高得点”

19日付のクロアチア各紙はKAZUに及第点以上の評価を与えた。途中出場にもかかわらず「スポルツスキ・ノボスティ」「ユタリニリスト」「スロボドゥナ・ダルマシア」が6。決勝ゴールのムイチン、動きの良かったシミッチに次ぐ得点となった。


1999.04.18

▼プレーオフ第1戦、KAZU途中出場、C・ザグレブ辛勝

18日、ドラゴボリャツ戦で幕を開けたプレーオフ第1戦。チームは、前半41分に、シミッチのシュートをGKがはじいたボールをムイチンが決めて先制し、1−0で辛勝。KAZUは、後半11分、FWミクレナスに代わって途中出場し、切れ味十分のドリブル突破で、ゴールチャンスを演出したが、自らのシュートは0に終わった。
後半11分、スタンドからは「ミウラコール」がわき起こる。前日のJリーグでは福岡の兄・泰年が、Vゴールを決めた。りさ子夫人や長男良太くんも応援にザグレブへ駆けつけた。そんな中、ゴールに向かって走り、キレのいい動きで流れを変え、前線から中盤までカバーする鋭い動きで、停滞していたチームに流れを呼び寄せた。
交代直後、KAZUは右サイドからいきなり突破を仕掛ける。後半29分にはまたも右サイドからセンタリング。惜しくもゴールにならなかったが、ツビタノビッチが頭から飛び込む決定機を演出。34分にはFKからヘディングでゴールを狙った。結局この日も、KAZUの初ゴールはお預けとなったが、C・ザグレブの白星発進に貢献した。

りさこ夫人

日刊

点は取れなかったけれど、チームが勝ったから良かったんじゃないですか。まだ次がありますから。

スポニチ

点は入らなかったけど、まあ勝ちましたから。また次があります。

●C・ザグレブユース 初来日決定

KAZUが、クロアチアと日本をつなぐ懸け橋になった。C・ザグレブのジュニアチーム(19歳以下)が、8月9日にクロアチアを出国、8月13日から3日間、静岡県内で行われる「SBS杯」に欧州代表として招待されることが決まった。C・ザグレブは、選手18人役員5人の23人を派遣する予定で、U―20代表のFWミキッチを参加させることも検討している。同大会には静岡選抜、日本ユース代表、南米代表のバスコ・ダ・ガマが参戦する予定で、総当たり制で試合がおこなわれる。

カミュガ会長

日刊

われわれは日本の伝説的な選手であるミウラを迎え入れた。彼はわれわれのために、多くのものをもたらしてくれた。今回のユースの件も、彼がクロアチアからアジアへの扉を開いてくれた。

スポニチ

ミウラは我々に多くのものを与えてくれる。彼は国際的なスターで、彼がチームに入ってくれたことは大きな喜びだ。

▼KAZU、次戦21日先発復帰

KAZUが、3試合ぶりに公式戦でスタメン復帰する。プレーオフ初戦のドラゴボリャツ戦後、ザイエック監督は、「(次戦の)リエカ戦はミウラを先発で使う」と即決。21日のリエカ戦には、MFプロシネツキ、ビスチャンが復帰しベストメンバーで臨む。優勝を占うリーグ2位との対決で、KAZUは、どん欲に初ゴール、そして勝利を目指す。

ザイエック監督

日刊

21日のリエカは強い。今日のミウラはよかった。次は先発させる。

スポニチ

リエカは強いが、ウチにはプロシネツキ、ビスチャンが帰ってくる。そしてミウラを先発で使う。

サンスポ

次はもっといいゲームができる。プロシネツキとビスチャンが帰ってくるし、ミウラも頭から行く。

トーチュー

ミウラにはとても満足している。期待以上のプレーをした。(次のリエカ戦は)ほぼ間違いなく、ミウラをFWで先発させる。

●KAZU 新車到着

KAZUに新車が到着した。濃紺のアルファロメオGTVで、先月27、28日のオフにイタリアで購入したもの。前日(18日)にジェノバ在住の親友アレックスがクロアチアのKAZU宅まで届けた。これまではクラブが用意したベンツのワンボックスタイプを使用していた。


1999.04.17

●KAZU、退団の記事を全面否定

「ユタリニリスト」による「KAZU退団」の記事から1日明けた17日、「スポルツスキ・ノボスティ」など各紙には「ミウラが“日本へ帰る”という記事に驚いた」とのくだりが掲載された。


1999.04.16

▼常に前向きな姿勢でKAZU、プレーオフへ

C・ザグレブは約2時間の調整練習をおこなった。3組に分かれてのフィジカルトレでは先頭をキープし、体のキレをアピール。
練習前におこなわれた記者会見でのザイエック監督の先発FWに関する言葉にも、我関せず、自分自身の信じて練習に取り組んだ。

●プレーオフ開幕戦、KAZUの先発微妙…

16日おこなわれた定例記者会見で、ザイエック監督は、プレーオフ開幕戦の先発FWに、ミクレナスとシミッチの名をあげた。
さらに、その後のコメントでは、先発が確定しないため、17日に決めることを明かし、KAZUの先発は微妙な状況。

ザイエック監督

両ウイングが固まっていないが、現時点ではFWはミクレナスとシミッチを起用するつもりだ。
ただ、左ウイングバックにシミッチを起用することも考えているので、FWにもう1人入れるかもしれない。最終的なスタメンは明日(17日)まで考えたい。

<報知のみ>

クロアチアリーグ上位6チームで争われる決勝リーグが18日にスタート。ホームのマキシミル・スタジアムでおこなわれる初戦の対ドラゴボリャツ戦で、KAZUの先発出場が濃厚。
監督は先発メンバーについて明言を避けているが、チーム関係者によれば「ミクレナスとKAZUの2トップだ」という。

●C・ザグレブ 勝利給10倍

16日の練習開始前、選手全員がザイエック監督から勝利給(勝利ボーナス)の話を聞いた。クロアチア語がまだ不十分なKAZUは、内容をその場では理解できなかったが、後でザイエック監督の説明を英語で聞いて納得。
その内容は、プレーオフを前に、カミュガ会長が開幕3戦(ドラゴボリャツ 、リエカ、ハイデュク・スプリト)に限って、通常6000クーナ(約12万円)の勝利給を、10倍以上(約140万円)に引き上げると約束したというもの。この金額は、一般市民の月収の12倍に当たる高額で、たとえ途中出場でも満額支払われる。
開幕3戦は、優勝を決める重要な試合になる。とくに、リエカ戦とハイデュク戦を直接対決で叩けばVが視界に入るだけに、チーム一丸となって序盤戦にポイントを定めた。

●地元のK―1戦士かKAZUを激励

16日の練習前、クロアチアのK―1戦士ミルコ・フィリポビッチが、KAZUの激励に訪れた。警察学校の学生でもあるフィリポビッチは、タイボクシングからK―1に参入したつわもので、2年前に東京で行われたK―1でもベスト8進出。固い握手を交わしたKAZUは、プレーオフでの活躍を誓った。

●スカイパーフェクTVに問い合わせ、殺到<日刊>

決勝リーグのC・ザグレブの全試合を生中継するスカイパーフェクTVに、問い合わせが殺到している。スカイパーフェクTVの担当者によると、「詳しい数字はお答えできませんが、かなりの問い合わせがきました。期待しています」と話した。

●KAZUが6月で退団!?

クロアチアの一般紙「ユタリニリスト」が16日付で「KAZU退団」と報じた。記事はKAZUの写真入りだったが、退団の理由も関係者のコメントもない。これにはカミュガ会長とザイエック監督も全面否定し、同紙に抗議した。

カミュガ会長

我々がミウラを失うことはない。これからもここでプレーすることで同意している。

ザイエック監督

チームを離れることは当然許可しない。


1999.04.15

▼キレを維持するKAZU

調子を上げ、キレを維持するKAZUは、練習後も明るい表情。一方、FWショコタが両太腿裏の張りと疲労を訴えて別メニューで調整。

●代理人・田路雅朗氏、ザグレブ入り

プレーオフ開幕の18日が近づいた14日、代理人・田路雅朗氏がザグレブ入り。マキシミル競技場での15日の練習を見ながら、「初戦(18日)でゴールを決めろ」とKAZUに猛ゲキを飛ばした。

●りさ子夫人&良太くん、ザグレブ入り

15日深夜、りさ子夫人が長男良太くんが、米などの和食を詰め込んだ約20キロのバッグを携えてクロアチア入り。KAZUは、最愛の家族と2カ月ぶりに対面した。


1999.04.14

▼別メニューのFW特訓&ミニゲームでKAZU、自分らしさをアピール

14日の練習で、KAZUは、別メニューのFW特訓を受け、さらに、ミニゲームでは積極的にシュートし、ザイエック監督に注意を受けながらも2ゴールを決めた。
チームメートと練習をしていたKAZUが突然、ザイエック監督から呼ばれ、DFセドルスキとともに、空中戦やグラウンダーでパスをもらって、DFを突破するマンツーマン練習。その後、ミクレナスとコズニクも加わり、ハードな1対1とFW3人のコンビネーションプレーを約20分繰り返した。続く8対8のミニゲームでは、10分ハーフで2ゴール。パスを指示するザイエック監督をよそに、自分らしさをアピールした。

●KAZU新グッズ「似顔絵ポスター」登場<スポニチ>

C・ザグレブのファンショップにKAZUの新グッズがまた登場。
クロアチア人イラストレーターの独特のタッチで描かれたKAZUの似顔絵と背番号「13」「KAZU」のネーミングが入った「イラスト・ポスター」(1枚10クーナ:約200円)。


1999.04.13

▼対クロアチア軍戦、後半出場で1ゴール

C・ザグレブは13日、マキシミル競技場内のグラウンドでクロアチア軍チームと練習試合を行い、7―2で圧勝。
後半開始から出場したKAZUは、2月2日の練習試合・対ブラン(ノルウェー)戦以来、70日ぶりのゴール。
後半37分、相手DF2人の裏にオフサイドラインぎりぎりで飛び出したKAZUに、MFシャリッチのスルーパスが届き、KAZUは右足を振り切り、GKの右脇を抜いてゴール左隅へシュート、ゴールを決めた。続く41分、1対1のチャンスをものにしたが、GKの好セーブに阻まれた。
ただし、45分でシュート2本の結果には、決して満足していない。前線でフリーで張っていても、パスが足元まで渡らず、チームメートに対して、KAZUが大声で怒鳴る珍しいシーンも。組織プレーがかみ合わない現状に不満を持つKAZUは、ザイエック監督と話し合う方針を固めた。

●KAZUにクロアチア・エアラインの取材<スポニチ>

13日、クロアチア・エアライン関係者がマキシミル競技場を訪れてKAZUの独占取材をおこなった。
「WELCOME」と題された機内誌に登場するもので、国内主要ホテルでも配布される。同誌内でKAZUは「クロアチアの人は親切で温かい。ドブロ・ユートロ(おはよう)など、こちらの言葉も覚えました」などと語っている。


1999.04.13

▼KAZU世界選抜に選出

KAZUが、1996年7月の「ブラジル五輪代表―世界選抜」以来、3年ぶり4度目の世界選抜に選ばれた。
5月30日にマルセイユ(フランス)でおこなわれる元フランス代表FWジャン・ピエール・パパンの引退記念試合「フランス代表―世界選抜」の世界選抜のメンバーに名を連ねたことが明らかになった。
「My dear friend、KAZU(親愛なる友人、カズへ)」で始まる1通の手紙がクラブと日本の自宅に届いた。KAZUとパパンは、94年12月にイタリアで行われた「クリスマス・スターズ」で、ともに世界選抜チームに選ばれ、2トップを組んだ旧知の間柄。試合自体も決勝リーグ終了後の5月30日で、日程的な問題はクリアしており、チーム側もKAZUを快く送り出すことを決定。相手のフランス代表も、今回は、功労者パパンのためにベストメンバーを組むことは確実で、最高のゲームになる。

 


1999.04.12

▼ミニゲームでミクレナスと2トップ

約1カ月ぶりに、12日のミニゲームで、KAZUはミクレナスと2トップを組み、18日の開幕戦スタメン出場へアピール。

ザイエック監督

日刊

2人目のFWは数日中に決める。ミウラにもチャンスはある。

スポニチ

2人目のFWは決まっていない。左サイドのMFにシミッチ、右サイドにルカビナを起用する。 

▼マクシミルでフォーメーション練習<スポニチ>

C・ザグレブはホームのマキシミル競技場内のグラウンドで練習を再開、新しい布陣をテスト。
9日の練習試合のオリエント戦でMFシャリッチが右手を骨折するなど、負傷者が続出。その結果、ザイエック監督はシミッチを左サイド、ボランチのルカビナを右サイドのMFとして起用する布陣をテストした。


1999.04.11

▼ザイエック監督がKAZUにゲキ!

C・ザグレブのザイエック監督は、プレーオフ開幕(18日)までの1週間をKAZUの“最終テスト”と位置づけ、ゲキを飛ばした。

ザイエック監督

ミウラは精神的に強く、経験も豊富だが、まだ我々にそれを見せていない。月曜日からのトレーニングが重要だ。

●KAZU、モーターショーでリフレッシュ<スポニチ>

プレーオフ前の最後のオフを利用してKAZUらはザグレブ市内で開かれている「AUTO SHOW」会場に姿を見せた。地元紙にはメルセデス・ベンツに熱視線を注いでいる写真も掲載され、リフレッシュした様子。


1999.04.10

●主力4人を欠く布陣でプレーオフへ

18日に開幕する決勝リーグ初戦、HDザグレブ戦は、累積警告のためMFプロシネツキとMFビスチャン、故障のためMFクルズナルとMFシャリッチら、主力4人を欠いて臨むことになる。前線でパスを待つKAZUにとっては、マイナス材料となる。


1999.04.09

▼練習試合終了後、ザグレブへ帰郷


1999.04.09

▼9日、対オリエント戦に後半18分から出場…

クロアチア・ザグレブは9日午後(日本時間10日未明)、リエカでオリエントと練習試合をおこない1―0で勝利した。
KAZUは後半18分から出場したが、中盤が機能しないため前線へパスが前へ出てこず、チーム状態についても不満を漏らした。
43分、DFセドロスキが頭で落としたボールを右足でボレーシュートし、スタンドをわかせたものの、ボールに触れたのは、27分間でわずか5回。
5日間のポーレッチ合宿の成果は表れず、18日開幕の決勝リーグへ不安を残す内容だった。残るアピールは13日のクロアチア・アーミー戦しかない。

ザイエック監督

合宿では選手をいろいろ試してみたかったが、FWはみんなよくなかったね。

●練習試合をリエカの財前・松原が見学<スポニチ>

見学に訪れた松原、財前(リエカ)もKAZUに「パスが来なかったですね」と声をかけ、KAZUも苦笑いの様子。


1999.04.08

▼8日、対パジンカ戦に先発、先制点を呼ぶ

クロアチア・ザグレブは8日午後(日本時間9日未明)、激しい雨でグラウンドがぬかるみ、最悪の状態の中、パジンカと練習試合をおこない、KAZUは先発出場し、チームも1―0で勝った。
6日のNKイストラ戦で19分間の出場ながら、スピーディーな動きでチームを勢いに乗せたことが評価され、この日の先発出場につながった。
KAZUは、0―0で迎えた前半24分、果敢に右サイドをえぐり、中央にクロスを上げた。相手DFに当たったボールをMFユルチッチがゴールして、C・ザグレブが先制した。前半17分、KAZUは右サイドをドリブルで駆け上がり、相手DFのタックルに倒されながらも、角度のないところからフリーでシュートを打った。ボールはゴール右ポストをかすめて外れたが、さらに続けて29分、36分と積極的にシュートを打ち、ゴールを狙った。後半16分でバノビッチと交代したが、雨でグラウンドがぬかるんだ中で、納得いく動きを見せた。
ただし、ザイエック監督は、シュートよりもパス(センタリング)を指示。 18日の決勝リーグ開幕戦でのスタメン出場に向け、アピールを続けたいところ。

ザイエック監督

(ハーフタイムの指示)
シュートは打つな。
ゴール前にいる選手に合わせろ。
センタリングを上げればいい。

スロベニアからMFを補強


1999.04.07

▼7日の練習でアピール<日刊>

7日、FW4人はシュート練習やミニゲームをおこなったが、その中でKAZUは、左からのクロスに頭から飛び込み、豪快なダイビングヘッドを決めるなど、鋭い動きを見せた。
KAZUに対し、「守れ、走れ、点も取れ」との指令が出ている今回の合宿。KAZUにとっては厳しい状況が続いている。

ザイエック監督

ミウラは目立つ動きをしていた。

●プレーオフ開幕戦の相手、ドラゴボリャツが偵察<スポニチ>

プレーオフ開幕戦の相手、ドラゴボリャツの偵察隊3人が7日のC・ザグレブの練習を視察。金網越しに選手の動きをチェックして引き揚げた。

C・ザグレブ 新コーチ招へいか?!


1999.04.06

▼6日の対イストラ戦、途中出場でKAZUはつらつ

合宿中のC・ザクレブは6日、当地で同国2部のイストラと練習試合を行い3―1で逆転勝ち。KAZUは、後半26分から出場、わずか19分間のプレーだったが、豊富な運動量と中盤までカバーする動きで、攻撃のリズムを作った。
ミクレナスに代わって右サイドのトップに入り、28分、37分とフェイントを駆使したドリブルでDFラインを突破。スペースを広く動き回るKAZUの動きにつられて、スローペースだった試合の流れが、一気にスピードアップ。その結果、31分、39分と立て続けにルカビナが得点。シュート、アシストに直接絡まなかったが、KAZUの鋭い動きが突破口になった。

●KAZU、プロシネツキに怒り<報知>

KAZUが後半26分、1―1の場面で登場した対イストラ戦。ゴール前で3度もフリーとなったが、プロシネツキから好パスがまったく出ず、シュートゼロに終わった。後半28分、ゴール前でフリーとなりボールを持つプロシネツキに「パスを出せ」と手でKAZUが合図を送った。それでもプロシネツキは、左サイドで相手DFのマークがついていた選手にボールを渡した。この他にもパスが出れば、決定的なチャンスになりそうな場面が2度あったが、プロシネツキはKAZUにパスを出さず。
試合終了後のロッカールームで、KAZUはプロシネツキに対して声を荒らげた。プロシネツキ本人は「見えていなかった」と話しているが、ザグレブがプレーオフで快進撃するためにはKAZU―プロシネツキのホットライン完成には時間がかかりそう。


1999.04.06

▼KAZU、控え組で練習

6日の午前10時。午後の対イストラ戦に備えてレギュラー組がホテルで静養するなか、KAZUは控え組に回って、気温23度の中、練習をおこなった。
また、午後には対イストラ戦に向けてレギュラー組にミクレナス、シミッチ、ショコタがFWに入り、KAZUは控え組で、その調整相手をこなした。

ザイエック監督

ミウラは技術、体力など全体的に調子が落ちている。若いアタッカーにチャンスを与えたい。

●KAZU、地元紙にフォーカス?!

6日付のクロアチア紙「ユタリニリスト」がザグレブ市内のディスコの特集記事を掲載したが、その取材の3日後にKAZUも同店を訪れていた。ところがその日に限ってストリップショーが行われていたため、記事には「ミウラもショーを楽しんだ」と書かれてしまった。

●5日の世界ユース日本戦をTV観戦

5日の世界ユース「日本―カメルーン」戦をKAZUはホテルのロビーでテレビ観戦。練習の都合で1―1の場面までしか見られなかったが「(チームでは)10番(MF本山)の評判がよかった」と感想。


1999.04.05

▼合宿地到着後、KAZU、控え組で守備練習

合宿地ポーレッチに到着後の練習で、KAZUは控え組に回り、コズニクと共に守備重視の練習。ミナクレス、シミッチの2トップがプレーするレギュラー組の3バックを相手に、KAZUはひたすら走り、左サイドに出た相手ボールを前に出させないようにプレスをかけ、30メートル近い猛ダッシュを何度となく繰り返す。その守備練習では、KAZUが怒鳴られたシーンも。

ザイエック監督

彼(KAZU)には守備や走ることも求めている。ゴールだけではない。


1999.04.05

▼KAZU合宿突入

クロアチア・ザグレブは5日、アドリア海沿いのリゾート地、ポーレッチでプレーオフ(4月18日〜5月26日)に向けた最終合宿に入った。4日間で3試合と厳しいスケジュールを組んだザイエック監督は、FWのKAZU、ミクレナス、コズニク、J・シミッチ、ショコタを試合で争わせると宣言。KAZUは最高のパフォーマンスでレギュラーを奪い取る。

●「KAZU先発」を地元紙が後押し<日刊>

5日、スポーツ紙や月刊誌のジャーナリストたちが「ミウラを先発で使うべきだ」とアピール。

バウアー記者(スポルツケ・ノボスティ)

ミウラは他の5人と全く違うタイプのFW。偉大なるテクニシャンだ。

ジャナ記者(サッカー専門誌ノゴメット)

練習に対する態度もまじめだし、彼がFWの中で一番いい選手。何よりもサポーターにも愛されている。


1999.04.04

▼KAZU完全休養で準備万端

クロアチア・ザグレブは4日、終日オフ。復活祭(イースター)のため新聞発行もなく、ザグレブは静かな休日となった。KAZUも自宅で静養、プレーオフでのスタメン定着を目指し英気を養った。


1999.04.03

▼ミニゲームでも軽快な動き<日刊>

3日の練習では、4対4のミニゲームでプロシネツキとコンビを組み、KAZUは、変わらず軽快な動きを見せた。プレーオフでのスタメン定着に向けて、5日から国内のポーレッチ合宿に臨む。

●KAZU先発争い<日刊>

クロアチア・ザグレブは、5日から国内のポーレッチで5日間の合宿をおこなうが、ザイエック監督は「FWには全員チャンスを与える」と明言。課題の得点力アップへ、再度チーム内で競わせる意向。リトアニア代表で外れていたミクレナスも合流、U―20代表のミキッチ以外の5人が集まり、ポジション争いを繰り広げる。

ザイエック監督

ミウラは経験もあるいい選手だが、周囲とのコミュニケーションがまだうまくいっていない。シミッチも調子はいいし、合宿ではいろいろ試したい。

▼ミニキャンプ前に好調ぶりを披露<スポニチ>

5日からのミニキャンプに向けて、3日、約2時間の練習をおこない、KAZUら選手は精力的な動きを見せた。チームは4日のオフを挟んで、5日から同国西部のポーレッチで26選手が参加してのミニ・キャンプに突入する。


1999.04.02

▼クロアチア・ザグレブでの紅白戦、KAZU、動き軽快

C・ザグレブは2日、約2時間の練習をおこない、風邪が完治したKAZUも再合流3日目のメニューを意欲的にこなした。
この日おこなわれた30分ハーフの紅白戦で、KAZUは控え(白)組で出場。チーム随一の運動量で1アシストと活躍し、18日に始まる決勝リーグでのレギュラー奪取をアピールした。前半2本の放ったシュートのうち、前半15分には、GKラディッチの好セーブに阻まれたが、強烈なシュートも披露。後半23分には、ゴール中央でのポストプレーでユリチッチの得点を演出。GKラディッチ、MFプロシネチキらW杯代表のいる主力組に1―0で勝利。

●良太くんら応援に<日刊>

KAZUに頼もしい応援団が、日本からやってくることになった。りさ子さんと長男良太君が、18日の決勝リーグ開幕に合わせて、クロアチア入りの予定。2カ月ぶり2度目の訪問になる。

C・ザグレブ、連敗で会長とGMが激怒


1999.04.01

▼本格的練習にKAZUも精力的動き

クロアチア・ザグレブは、1日から、午前・午後の2部練習をスタート。30日の試合を風邪で欠場したKAZUも、精力的な動きを見せ、体調も問題なさそう。

●KAZU、3年ぶり4度目の世界選抜<報知>

KAZUが4度目の世界選抜に選出されることになった。1日発売の当地の週刊誌「グローブス」がこの夏(日時未定)におこなわれる予定のフランス代表VS世界選抜戦のメンバーにクロアチア・ザグレブのKAZUが選出されたと報じたもの。
世界選抜にはブラジル代表のFWロナウド、クロアチア代表のFWスーケルなどそうそうたるメンバーが顔をそろえており、後日、正式に発表される予定。

●「KAZU知ってる」ザグレブ市民に浸透<日刊>

クロアチア・ザグレブのKAZUの名前は、地元の人々に浸透。ザグレブ市民30人にアンケートしたところ、8割強の25人が「名前を知っている」と回答。クロアチア入りして3カ月で、最も有名な日本人になった。

アンケートの声

「1試合だけど見た。まだ得点していないみたいで大変だけど、すぐにできるよ」(40=男性)
「新聞で読んだことあるわ。サッカーは大好きだし、1度は試合を見てみたい」(15=女性)

●KAZU待望論 地元紙が掲載<スポニチ>

クロアチア唯一のスポーツ紙「スポルツスキ・ノボスティ」が1日付紙面で、“KAZU待望論”を掲載。3月30日の対ルダル(スロベニア)戦での敗退に触れ、「ミウラやクルズナルが欠けていた。特に攻撃陣が弱かった」と指摘。

ザイエック監督

5日からのポーレッチ合宿で選手と話し合わなければならない。


1999.03.31

▼5日ぶりの練習でクロアチア語マスターへも意欲

KAZUが、クロアチア語をマスターしてチームプレーの強化を目指す意向を示した。
ブラジル時代はポルトガル語、セリエA時代はイタリア語、さらにはスペイン語もマスター。クロアチア・ザグレブ移籍直後には、英語も習得し、仲のいいDFユリッチらとスペイン語、片言の英語が通じる相手には英語で意思の疎通を図っていた。しかし、スラブ語族系のクロアチア語は、ロシア語に近く、ラテン系のポルトガル語、スペイン語、イタリア語とは発音なども大きく異なる。そのため、試合中、前線でチームメートに呼びかけても反応がなく、パスが来ないこともあった。今後は、厳しいFW争いに勝ち抜くためにも、クロアチア語をマスターし、チームメートとの連係を図る。

▼KAZU、5日ぶりに練習に参加

風邪のために戦列を離れていたKAZUだが、31日から復帰。チームメートとともに約2時間、汗を流した。練習後は、日本代表vsブラジル代表の試合結果に触れた。

 

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