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(1999.3.15〜3.30)

 このページでは、新聞・雑誌やTVなど、各メディアにおけるKAZU関連のデイリーなニュースをまとめてみました。

「KAZU's COMMENTS」でKAZUのコメントをご覧ください。


1999.03.31

▼KAZU、5日ぶりに練習に参加

風邪のために戦列を離れていたKAZUだが、31日から復帰。チームメートとともに約2時間、汗を流した。練習後は、日本代表vsブラジル代表の試合結果に触れた。


1999.03.30

▼KAZU欠場の対ルダル戦でシミッチが1得点

スロベニアリーグの強豪NKルダルとおこなった練習試合、代表組6人が合流したがチームは1−3で完敗。しかし、若手FWシミッチが、後半40分、右サイドからペナルティエリアに切り込み、MFステフュジのパスを右足でゴールを決めた。

◆KAZUにライバル<日刊><報知>

KAZUが風邪で休養している間に、若いFWシミッチが決勝リーグでの先発争いに加わってくる勢い。ザイエック監督シミッチは90分間いい動きをしていた。

◆KAZUが“必要”<スポニチ>

KAZが風邪のために欠場した試合には、シミッチ&コズニクの2トップで臨んだが、決定力不足を露呈。ザイエック監督は「これは練習試合だから」と楽観的だが、攻撃の形すら作れない状態で、一気にKAZUの存在がクローズアップされ、18日に始まるプレーオフへ向けて存在を際立たせる結果となった。

●「ミウラ」「フナキ」!? <報知>

クロアチアの隣国・スロベニアの観客は日本の報道関係者を見るなり、「カズヨシ、カズヨシ!」の大合唱。
だが、よく聞いてみると「ミウラ」にまじってスキー・ジャンプ「フナキ」の声も。しかし、やはりスロベニアでもKAZUの欠場を惜しむ人は多かった。

デヤン・タメシェ記者(スロベニア有力スポーツ紙「エキーパ」)

ミウラが来たらスロベニア人に紹介する記事を書くつもりだったのに残念だ。


1999.03.30

▼KAZU!ドクターストップ

クロアチア・ザグレブは30日、ベレーニャ(スロベニア)でスロベニア・リーグのNKルダルと練習試合をおこなったが、KAZUは、前日からの風邪のため欠場した。この日はクロアチア代表選手6人も合流し、ベストの布陣で臨めたはずだけに、悔しさが増したが、症状も軽く、31日の練習からは元気な姿で復活できそう。
また、練習後は毎日、日本のサッカー事情をインターネットと衛星放送でチェック。韓国がブラジル代表を1―0で破る金星を挙げたため、日本戦はかなりタイトな試合になることを予想、31日にブラジル代表と対戦する日本代表イレブンにもエールを送った。

ジュンパンチッチ・チームドクター

日刊

ここで無理することはないし、あと1日は休んだほうがいい。明日(31日)の練習からはOK。 

スポニチ

 

サンケイ

 

報知

熱もないし、心配ない。1日か2日で良くなるだろう。 

東京中日

 

●C・ザグレブ イレブン、ザイエック采配に疑問<スポニチ>

Cザグレブ・イレブンが、選手との対話も少ないザイエック采配に疑問を投げかけた。地元紙も、ザイエック監督の失態を報じた。同監督は、27、28日の連休にスロベニアにスキーに行き、愛車が故障。そのまま足止めとなり、前日の練習を欠席、30日の会見もキャンセルしていた。


1999.03.29

▼KAZU、扁桃腺はれ安静、練習初欠席

連休明けの29日、練習前にジュパンチッチ・チームドクターに風邪の症状を訴えたところ、扁桃腺(へんとうせん)がはれていることが分かり、1月にチームに合流して以来、初めて練習を休んだ。
一方、31日にザグレブで予定されていたクロアチア代表―マルタ代表戦がコソボ紛争で延期が決定、KAZUも試合観戦を希望していたが、代表組は急きょチームに戻ることになった。

●KAZUグッズ続々入荷<スポニチ>

クロアチア・ザグレブの「FAN SHOP」に次々と新しい商品が入荷。

・ポスター:10クーナ(約200)

・絵皿:60クーナ(約1200円)

・Tシャツ:75クーナ(約1500円)

「KAZU」の文字が入ったユニホームやマグカップは完売

店員さん

前は日本人だけが買っていたけど、今ではクロアチア人にも人気です。

●スポーツ関係者から初めてKAZU批判発言<日刊スポーツ>

29日の地元紙スポルツケ・ノボスティに、クロアチア五輪委員会のブロドリャク会長が「ミウラに大金を払って、どうして19歳のミキッチら若い選手をベンチに座らせているのか。私なら許さない」とコメント。


1999.03.28

▼KAZU、ミラノを散策

28日、KAZUは休日を利用して、思い出の街ミラノ(イタリア)を散策した。


1999.03.27

▼KAZU、ジェノバの休日

移籍後初めての2連休だった27日と28日を、KAZUは、94年のセリエA・ジェノア時代に生活したジェノバで過ごした。 コソボ紛争余波のためザグレブ空港は閉鎖中で、陸路で国境越え。27日にタクシーをチャーターし、スロベニア経由で約800キロを8時間かけて移動。
最初に訪れたのが、練習後によく立ち寄っていたレストラン親友のアレックス・アルジロさんが経営する「アレックス・バー」。KAZUと同じ誕生日の2月26日に長男ニコロ君が生まれたこともあり、祝福に訪れた。特製「KAZU SAND」も健在。店内には理佐子夫人と長男・良太君の写真も張られ、旧友の温かいもてなしでKAZUもストレスを解消した様子。


1999.03.26

▼マリボルとの練習試合で移籍後初めてフル出場も…?!

26日夜、クロアチア・ザグレブはスロベニアリーグの強豪マリボルとアウエーでの練習試合をおこなった。
KAZUは、左のFWとして出場したが、負傷中のMFプロシネツキをはじめ、クロアチア代表組6人とU―20代表が抜け、C・ザグレブの主力でスタメンはKAZUを含め4人だけ。KAZUは序盤から前線で孤立。ゲームメーカー不在のため、スペースに走り込んでもパスは来ない。後半、「ボールをもらいに行って、もっと中盤を助けろ」との監督の指示で中盤をもカバーしたが、今度は、前に飛び出す動きをする選手はいない。 歯車がかみ合わないまま、KAZUはシュート1本も打てず2―3で敗れた。
試合終了後、バスでの帰途は国境通過だけで2時間もかかる長旅。90分間ひたすら走り回っただけのKAZUは疲労感を隠さない。30日にスロベニアのルダルと練習試合が組まれているが、代表組は翌31日にマルタと試合があり合流は4月上旬の予定。

ザグレブ公式ページ「試合レポート」


1999.03.25

▼6試合を戦ったKAZU、新天地で第1段階を総括

KAZUがクロアチアのC・ザグレブに移籍して3カ月。ブラジル、日本、イタリアと渡り歩いたKAZUが、4月18日開幕のプレーオフへ向けて、熱き思い、そして自身の過去、現在、未来のサッカー論を激白した。

◆日刊スポーツ

カズ特集「ゼロからの挑戦」『充実、歓声に鳥肌』

◆スポーツニッポン

「CLIPPING」『サッカーは「文化」プロを実感 』

●コソボ紛争&ユーゴ空爆でKAZUの携帯電話増

隣国ユーゴスラビアのコソボ自治州が、緊迫した情勢になっている中、KAZUの携帯電話に、日本の親類、知人から安否を気遣う連絡が殺到。しかし、有事に備えての空港閉鎖などは行われているが、生活には影響はない。

4月13日のバルセロナ戦は中止へ?!


1999.03.25

▼ユーゴ空爆の影響で26日の対マリボル戦は延期か?

NATO軍の爆撃開始で緊迫するコソボ情勢に隣国であるクロアチアもピリピリムード。
26日に予定しているスロベニアのマリボルとの練習試合も「できるかどうか調べている」と広報担当が中止の検討に入ったことを明かした。
また、クロアチア国内に住む少数派のセルビア人が暴動を起こす可能性も憂慮されている。さらに、チーム内には、ユーゴ出身で兵役を残しているFWミキッチらが在籍しており、ピリピリムードが漂っている。

クロアチアリーグ プレーオフは4.18開幕&日程決定


1999.03.24

▼マクシミル公園でランニング練習、プレーオフの日程も決定!

24日、C・ザグレブはマキシミル競技場脇の公園にある湖1周の1キロ走で汗を流した。KAZUは、GKラディッチら代表組やFWミキッチらU―20組を除いた14人の先頭を走りリード。
二転三転していた決勝リーグの日程がようやく正式に決まり、KAZUは、安どの表情を浮かべると同時に、プレーオフ(決勝リーグ)での活躍を誓った。4月18日の開幕へ向け、26日から練習試合が4、5試合予定されている。

●女流作家シュティメッツさん、KAZUに感謝

クロアチアの女流作家スポメンカ・シュティメッツ史の著書「クロアチア物語」がこのほど日本で出版され、その発表会が24日、ザグレブ市内のホテルでおこなわれた。

シュティメッツ史

KAZU選手のことは新聞で見ました。日本にクロアチアを紹介するのにどれだけ役立ったことでしょう。


1999.03.23

▼KAZU「おいしい話はプレーオフまでとっておこう」

マクシミルスタジアム練習場での23日午後の練習後、日本代表メンバーを聞いたKAZUは、「おいしい話はプレーオフまでとっておこう」とコメント。今はまずクロアチアで結果を出すことを最優先させる。

●KAZU、フランスW杯得点王スーケルと初対面

マクシミルスタジアム練習場で23日午後、KAZUは、クロアチア代表合宿に来ていたW杯フランス大会得点王のFWスーケル(レアル・マドリード)と初対面。
流ちょうなスペイン語でKAZUに話しかけられたスーケルは、一瞬驚いた表情を浮かべたが、少し会話を交わした後、互いに握手して、左手で肩をたたいてエールを交換。

スーケル

KAZUのことは昔からよく知っていた。
クロアチアで活躍するのは大変だと思うけど頑張ってほしいね。

●ザグレブに国内初の日本料理店オープン<日刊スポーツ>

KAZUの奮闘に、ザグレブ市内在住の日本人がKAZUをバックアップ。
クロアチア初となる日本料理店がザグレブ市内に、今年9月にもオープンする。ロシアを中心とした東欧圏で20年近く仕事をしていきた元商社マンの山本寧雄(やすお)さんが経営するもので、鉄板焼きや天ぷらを中心としたお店。現在、開店準備を着々と進めている。

山本さん

KAZUさんみたいに頑張っている人がいるので、日本の知名度も上がった。日本から訪れる人も増えると思います。すしなども考えたが、最初はなじみやすいものにしたい。オープンした時はKAZUさんを招待したい。

FIFAランキング発表、クロアチア3位、日本37位


1999.03.23

▼プレーオフに向けて練習日程着々、4月13日にはバルサとも…

C・ザグレブは、ホームのマキシミル競技場内グラウンドで2時間の練習をおこなった。まだ変更の余地はあるものの、今のところ来月18日から始まるプレーオフ(決勝リーグ)に向けて練習試合の日程も着々と検討されている。
その“打ち上げマッチ”として4月13日には、スペインの超名門・FCバルセロナとアウエーで対戦することが23日明らかになった。練習試合の初戦は3月26日、スロベニアのマリボルと対戦からスタート、ハンガリーの有力クラブとの対戦も計画中。

●注文多い監督の指示にKAZUが不満

KAZUが、要求が多すぎる上に狙いが不明確なザイエック監督の指示に不満をもらした。
KAZUに対する指示は、“FWといえどもお前は中盤もこなせ”、“もっと前線での守備もやってくれ”、“FWなのだからもちろん点も決めてくれ”など、ほかの選手と比べても圧倒的に多い。
ハイデュクのカタリニッチ監督も、リーグ最終戦の後で「C・ザグレブは個々の能力のわりに組織力が弱い」とコメント。自己中心的な選手の多いチームの中で指示に忠実なKAZUへの注文は多い。そんな監督の一貫性のなさに、6戦を戦い終えたKAZUは首をひねり出した。同じ疑問を持っている選手はチームの中でKAZUだけでない、ともいう。


1999.03.22

▼22日、ミニゲームでうっ憤2発

ハイデュク戦から一夜明けた22日、C・ザグレブはザイエック監督やコーチも交じってミニゲーム中心の練習を1時間半おこなった。KAZUは、ライバルFWコズニクと同組に入り、左サイドから2点をねじ込んだ。


1999.03.21

▼KAZU、プレーオフ(決勝リーグ)で先発復帰

ハイデュク戦終了後に、ザイエック監督がクロアチア国営放送(HRT3)の「スポーツ」に出演、プレーオフ(決勝リーグ)でのKAZU起用を示唆。

ザイエック監督

厳しいプレーオフを戦い抜くためにはいろいろなパターンを試しておく必要があった。KAZUがプレーオフで、さらに重要な選手になるのに変わりはない。

●プレーオフ(決勝リーグ)の日程再び変更か?

当初4月4日だったプレーオフ(決勝リーグ)の日程は、一旦、U―20世界ユース選手権に選手を送るリエカ、ハイデュクなどの要請で18日に変更された。
しかし、これに対し他チームから強行日程になる(閉幕は5月26日で変わらず)などの反対意見が出たため、再度関係者を集めて協議することになった。27日の欧州選手権予選も、コソボ紛争問題で日程変更の可能性が出ており、クロアチアサッカー協会では「さまざまな事情により18日より早くなるかもしれない」と話した。
決勝リーグの対戦相手決定の26日までには結論を出す方向。

プレーオフ(決勝リーグ)


1999.03.21

▼KAZU、21日、対ハイデュク戦、先発落ち後半出場も不発

KAZUが、2月26日のバルテクス戦に次いで、21日のハイデュク・スプリト戦で3試合ぶりに先発メンバーから外れ、2度目の控えスタートとなった。
この日のマキシミルスタジアムは気温13度と好天にも恵まれ、2万5000人の観衆が詰めかけた。VIP席にはCザグレブの名誉会長でもあるツジマン大統領の姿もあった。
KAZUは、後半37分から出場したが、初ゴールはまたもお預けとなった。試合は、後半20分、ツビタノビッチの20メートルのロングシュートでC・ザグレブが先制。1―0で逃げ切り上位6チームで開催の決勝リーグに向けて、首位でリーグ戦を終えた。
前半32分には、シュートの打てないFW陣に業を煮やし、サポーターのKAZUコールが起きた。後半初めから、KAZUはアップを始めたが、先発のFWコズニクに代わって、MFショコタが入る。後半18分過ぎ、1度はザイエック監督がKAZU投入を決め、ウオーミングアップを指示。しかし、その直後の20分にMFプロシネツキのFKからDFツビタノビッチが先制点を挙げて投入は見送られた。後半37分、ようやくFWミクレナスに代わってピッチに出ると大歓声に包まれる。後半42分には左サイドをドリブル突破も見せたが、あまりに時間が短く、KAZUは不完全燃焼に終わった。

ザイエック監督

中盤を強化したかった。後半はショコタを入れたので、なかなかKAZUを入れることができなかった。KAZUは守備もよくやるし、動きはよかったと思う。

●スタンドも大興奮

伝統の一戦らしく、スタンドも興奮。
前半15分には、相手ファウルに起こったC・ザグレブのサポーターが発煙筒約20本をピッチに投げ込み、消防隊が出動して撤去するなど大荒れ。ハーフタイムには、ゴール裏のサポーターがイス70〜80席を壊す暴動も起きた。機動隊が収拾に動いたが、騒然とした中で試合が続けられた。

●KAZU効果で日本人観光客250%増加

クロアチア外務省広報課によると先月、同国を訪れた日本人は187人、昨年同月の75人から大幅増。「入国にはビザが必要ないので、あくまで把握できた数字です。特に今年はもっと多くの人が訪れていると考えられます」と同省の担当者。ザグレブには日系企業もないだけに、アップ分の大半はKAZU目当てのファン。しかもCザグレブの試合は2月17日からで、実質は約半月だけで観光客数が伸びたことになる。
クロアチアは日本人にとって旧ユーゴの民族紛争の国で、今なお危険というイメージが強い。しかし、来月18日からのプレーオフには100人単位のツアーも計画されているなど一気に身近な国になった。


1999.03.20

▼KAZU、ハイデュク戦を勝って首位ターン宣言

21日のクロアチアリーグ1次リーグ最終節、ハイデュク・スプリト戦で勝てば、1位で決勝リーグ進出。
18日の紅白戦では先発組を外れ、19日は紅白戦がおこなわれず。20日はチーム全員で昼食をとり、午後からは体を軽くほぐすだけで切り上げたが、ムードは張りつめてきている。
KAZUは、21日の試合で今季2度目の先発落ちの可能性も出てきたが、あくまでも「フォア・ザ・チーム」に徹することを強調。

ザイエック監督

(地元紙に対して)
KAZUとミクレナスの連係には自信がある。今はFWを変えるつもりはない。

●カミュガ会長が「KAZUコール自粛」に強権

クロアチア・ザグレブのカミュガ会長が21日のハイデュク戦を前にBBB(C・ザグレブのサポーター集団のブルーバッドボーイズ)に対して、チーム広報を通じて異例のKAZUコール自粛令を“発令”。
前節のNKザグレブ戦。後半9分、C・ザグレブのPK時、クロアチアと日本のサポーターからはまだ無得点のKAZUにけらせようとKAZUコールの大合唱が巻き起こり、結果としてムイチンの蹴ったPKはミス。これが理由の発言と思われる。

カミュガ会長

一部の選手に偏った応援は、チームを乱す原因になる。よくないことだ。
チームの中で(MF)ムイツィンがけると決めたのにサポーターがあのように騒いでは味方の選手を当惑させてしまうだろう。二度とないようにさせろ。

プレーオフ(決勝リーグ)の日程変更

詳細日程は「NOTICE」の「Calendar」を参照のこと。


1999.03.19

▼KAZU、世界卓球選手権の日本代表を応援に

19日午後、KAZUが、ザグレブ市内で行われている卓球の世界選手権「ザグレブカップ」に参加している日本代表の応援に駆けつけた。ドイツプロのブンデスリーガで活躍中の松下浩二とも練習場で対戦、ひとときを楽しんだ。

●C・ザグレブ、日本選手のスカウティングのため来日?!

クロアチア・ザグレブはプレーオフ終了後の6月から本格的に日本選手のスカウティングに乗り出す意向を示した。19日、ミルコ・ノボセルGMが明らかにしたもの。プレーオフ終了と同時に来日を予定しているのはスカウティング担当のイヴァン・ベティ・スポーツマネジャー。

ノボセルGM

ミウラを見るまでもなく、日本選手のクオリティーの高さは昨年のW杯で保証済みだ。

ベティ・スポーツマネジャー

W杯に出場したJリーガーならみんな興味があるし、それ以外にもいい選手がいるだろう。一度行ってみる必要がある。


1999.03.18

▼KAZU2度目の先発落ちか?!

18日に行われた20分ハーフの紅白戦で、KAZUが控え組の2列目に入ってプレー。KAZUの代わりにはコズニクがレギュラーとしてプレーした。しかし、KAZUは、40分間、軽快にピッチを動き回った。
練習後は1人ピッチに残って、控えGKバシリュ相手に、FKとPKの練習を約30分間、黙々とこなした。

ザイエック監督

宿敵だから勝つためには何でもする。コズニクは最近調子はいいし、彼を出しても不思議なことではない。前日の紅白戦はメーンのフォーメーションを試したわけではない。

●KAZU、新ユニフォームで、初の集合写真撮影

ユニホームのマイナーチェンジにともない、18日、ホーム・マキシミル競技場で選手全員で集合写真を撮影した。途中移籍したKAZUにとっては初めての集合写真。
新ユニフォームは4月4日開幕のプレーオフから着用の予定。CSのスカイパーフェクTVがプレーオフを生中継することも決定し、日本でも“お披露目”される予定。


1999.03.18

▼18日は非公開練習

18日午後行われた非公開練習での紅白戦で、KAZUはビブスを付けないサブメンバーの一員として参加。前例からすると2度目の先発落ちの可能性もあるが、KAZUは、21日の宿敵ハイデュク戦に向けて静かな闘志を燃やしている。

●21日の対ハイデュク戦は超厳戒態勢

旧ユーゴスラビア時代からの宿敵ハイデュク・スプリト戦(21日)は、一部改修を終えて3万人が収容可能になった本拠地マクシミルスタジアムでの初ゲーム。「トルシーダ(ひねくれ者)」と呼ばれるハイデュクサポーターの過熱化に備えて、7日のリエカ戦は警備員300人、警官180人を上回る、通常の2倍の警備態勢でライバルを迎え撃つ。

●KAZUの試合をスカイパーフェクTVが衛星生放送!

KAZUのクロアチア・ザグレブが出場する決勝リーグ(プレーオフ、4月4日〜)全10試合を、2月から決勝リーグの放映権の交渉にあたっていたスカイパーフェクTVが衛星生中継することを18日、発表した。
これまで無料チャンネルでリーグ戦の模様を録画放送してきたが、その反響の大きさから、今回生中継することを決めた。番組名は「KAZU! in“クロアチア・ザグレブ”」で、視聴した番組の料金を後払いするPPV(ペイ・パー・ビュー)方式での放送。PPVはイベント性が高く、高視聴率の望めるものでとられる方式で、サッカーで用いられるのは初めてで、KAZUの人気が認められた形。1試合につき500円が視聴料となる。
詳細は
「NOTICE」の「TV schedule」参照のこと。

●月刊誌にKAZU特集

18日に発売されたクロアチアの有力月刊スポーツグラフィック誌「スーパースポーツ」(スポルトスケ・ノボスティ社刊)にKAZUの特集記事が掲載。ミクレナスとの2トップを「クロアチアのMI―MIコンビ」と称し、カラー見開きで、入団後の経緯がつづられ、「この能力の高い外国人コンビはプレーオフに入ってから本領を発揮するだろう」とまとめている。


1999.03.17

▼マルチな活躍を要求されたKAZU

21日にハイデュク戦に向けて、17日、Cザグレブはフォーメーション練習をおこなった。朝から小雪のちらつく寒さだったが、イレブンは、21日のハイデュク戦に向けて練習に汗を流した。
また、KAZUはここ2試合、FWながら中盤でのゲームメーク役をこなしていたが、ザイエック監督は、KAZUに対して、さらに守備面での動きを求めた。KAZUに対して、「FW+MF+DF」といったマルチの活躍が要求された形となっている。

ザイエック監督

ここ2試合は試合の主導権を握っている。ミウラの動きにも満足しているが、もっと守備的にならないといけない。

クロアチア代表発表


1999.03.16

▼宿敵ハイデュク戦に向けて特訓

16日、クロアチア・ザグレブは、レギュラー11人がピッチ全面を使ってサイド攻撃を反復。ザイエック監督が大声で指示を出すなど、早くも緊張感が高まっている。

●クロアチア・ザグレブに日本企業がスポンサー交渉

クロアチア・ザグレブのスポンサーに日本の大手飲料メーカーが名乗りを上げていることがズブリニッチ・マーケティング・マネジャーにより、16日明らかになった。「詳しいことは言えないが、日本のドリンクメーカーと交渉している」と、会社名や契約条件などについて明言は避けたが、「サントリー」の可能性が強い。ほかにも複数の日本企業との間で交渉が進んでいるものと見られ、実現すれば日本企業がクロアチアリーグチームとスポンサー契約を結ぶのは初めてのことになる。


1999.03.16

▼16日、KAZUは先発組で練習

16日午後、控え組が地元アマのトロシネブカと練習試合をおこなったが、KAZUら主力組はザグレブに残って調整した。

●ザイエック監督「PKはプロシネツキ」

14日のNKザグレブ戦でKAZUがPKを譲って物議をかもしたが、ザイエック監督は記者会見で「PKはプロシネツキが蹴る。いない時はKAZUかムイチンになる」と語った。

専属マッサー・竹内氏

90分間プレーできる体になっています。

●KAZUの経済効果絶大!

16日付の地元スポーツ紙「スポルツキ・ノボスキ」は、サッカー記事の中で、KAZU移籍によるクロアチア・ザグレブの経済効果を報じた。それによると、KAZUの1年半分の年俸は、TV放映権料と各種グッズの売り上げの合計で、すでにカバー。
さらに、日本企業が広告宣伝として、ホーム・マクシミルスタジアムへの看板スポンサーとして名乗り。ソフトドリンク・健康飲料など2社、スポーツメーカー1社から申し入れがあるという。また、KAZUの契約メーカー「プーマ」も、チームとの専属契約を交渉中。
同紙は「点取り屋」としては不本意な成績だと、やんわりと批判を加える一方で、強いプロ意識を持ったKAZUの加入は、他選手の手本となっていることも合わせて報じた。


1999.03.15

▼KAZUに守備指令&仕上がり順調

クロアチア・ザグレブは、NKザグレブ戦から一夜明けた15日、ランニング中心の軽めの練習。終了後、ザイエック監督がKAZUに15日、守備指令を出した。これはベテランのKAZUに単なるFWの役割だけでなく、チームリーダーになってほしいという期待の表れ。
一方、KAZUは、自らブラオビッチ・コーチの元に駆け寄り、自らの調子をコーチに確認。同コーチも、KAZUの調子にお墨付きを与えた。

ザイエック監督

守備はDFだけでなくFWの位置から始まっている。KAZUには前線から効果的なプレスをかけて、相手に主導権を与えない役割も果たしてほしい。

ブラオビッチ・コーチ

試合に出るごとに、1歩1歩良くなっているよ。このままいけば、プレーオフまでには100%になる。
ゴール? 問題ないよ。

●KAZUポスター付きトラム(路面電車)が走る

ザグレブ市内には現在255両のトラムが走っているが、C・ザグレブの選手をPRのために起用しているスポーツ飲料の企業は、全体をブルーに塗った車両に現在、プロシネツキら主力12選手のポスターを外側に張りつけて広告を展開。そのマーケティングマネージャが、早ければ今月中にもKAZUのポスターがその仲間入りすることを示唆したもの。

ズブリニッチ・マーケティングマネージャ

まだ時期は決まっていないが、近い将来ミウラも登場するだろう。ポスターになるのに何の問題もない。


1999.03.15

▼KAZU「初ゴールは格好よく」

15日、14日のNKザグレブ戦で、自ら得たPKをムイチンに譲った理由を、KAZUは、「最初のゴールは格好よく決めたかった」とうち明けた。
また、ザイエック監督はKAZUに、最前線から中盤の最後部まで「なんでもやれ!」と要求。実際、前日のNKザグレブ戦で放ったシュートはチーム最多の3本。さらに相手DFを引きつけ、前線へのパス出し、中盤まで下がっての守備までこなす働きで勝利に貢献。

▼KAZUはプロシネツキとよりもルカビナと<サンケイスポーツのみ>

KAZUは、チームの心臓であるMFプロシネツキに「彼の独特のリズムに合わせるのは大変」と注文をつける一方、2−1で勝った14日のNKザグレブ戦の後半から登場したMFルカビナの起用を歓迎した。MFルカビナとの相性は最高で、1月のスペイン合宿ではこのコンビでゴール量産。

▼15日、PK練習を敢行

リーグ再開後、合計3回、PKを失敗していることにザイエック監督は不満を口にし、全選手にPK練習を課すことを明らかにした。

ザイエック監督

(チームとしてPKをはずし続けていることについて)あまりいいこととは言えない。PKは自信を持ってキッチリ決めるべき。先月17日にリーグ戦を再開してから(チームで)PKの失敗が3回というのは多すぎる。KAZUだけでなく全員にPK練習が必要だ。

C・ザグレブが岡野会長にJとの交流試合を打診

 

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