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(1999.12.11〜2000.2.3)

 このページでは、新聞・雑誌やTVなど、各メディアにおけるKAZU関連のデイリーなニュースをまとめてみました。


2000.2.3

▼KAZU+小野+名波のトライアングルで得点不足解消

3日、香港入りした日本代表は午後6時から市内の小西湾運動場で約1時間の練習をおこない、新布陣をテスト。司令塔の位置にMF小野、左ウイングバックに名波と、中央と左サイドからKAZUの復活ゴールをアシストする。

●KAZU&小野&名波、香港で大人気

3日午後、カールスバーグ杯(5日、メキシコ戦)に向けて香港に到着した日本代表は、日本以上の香港ファンの熱烈歓迎ぶりに驚きを見せた。香港国際空港の到着ロビーに一行が現れると、若い男女のファンが殺到、サインや写真撮影で各選手がおおわらわになった。
とくに、KAZUと小野の人気が高く、現地テレビ局の質問にも丁寧に対応した。また、1時間遅れでイタリアから到着した名波も人気を集めた。


2000.2.2

▼KAZU&ゴン+司令塔に小野

カールスバーグ杯(香港、5日開幕)メキシコ戦で、KAZU&ゴンの2トップを、司令塔・小野が後方支援するホットラインが形成される可能性が出てきた。実現すれば、国際Aマッチでの史上初のトライアングルとなる。
今合宿では初めてピッチ全面を使ったフォーメーション練習がおこなわれ、KAZU→小野→ゴンの攻撃スタイルが随所に展開された。
一方、プレスをかけて攻め上がる練習では、トルシエ監督が、KAZU&ゴンを一喝。イレブンの引き締めをおこなった。
さらに、終了間際には約10メートルの至近距離からトルシエ監督が放ったFKを2回続けて頭でクリアするなど、闘志を見せた。
日本代表はこの日、東京近郊での練習を打ち上げ、成田市内へ移動した。

▼KAZU、カールスバーグ杯に向けスパイク5足を準備

2年ぶりの国際Aマッチ出場へ向け、あらゆるグラウンドコンディションに対応するため、KAZUは、ソール(足底)の形状が異なる5足のスパイクを準備した。KAZUが用意したのは、
(1)ノーマルタイプ(2)取り替え式(3)いぼ状の突起が多い(通常13個に対して21個)(4)板状突起(5)(4)と硬度が違う、の5タイプ。
成田市内のホテルに、そろいのスポーツウエアではなく、黒のジャケット姿で到着したKAZUは、完全復活に万全の態勢で臨む。

プーマ関係者

日刊

KAZUさんの意向に沿って、グラウンドの軟らかさ、芝の深さ、グリップ力と足への負担を考えて準備しました。

▼KAZU、トルシエ監督とバス内で会談?

2日の練習終了後、横浜市内の宿舎にバスが到着してから、約5分。
他の選手がすべて降りた後、バス内で、KAZUとトルシエ監督が話し合いをおこなった。


2000.2.1

▼KAZU、代表ゴールへ向けて直前合宿へ

カールスバーグ杯に出場する日本代表は、1日、横浜市内で直前合宿をスタートさせた。
午後5時からおこなわれた練習は完全非公開。報道陣もシャットアウトでおこなわれた。そんな中、KAZUは、宿泊先ホテルから練習グラウンドへの移動の際には、最後列左の「カズシート」に腰掛けるなど、以前と変わらぬ存在感を示し、フォーメーション練習ではFW平瀬と2トップを組んだ。
現在、国際Aマッチ通算で歴代2位の54得点を挙げているKAZUは、大先輩の釜本邦茂氏が持つ通算73得点の記録更新にも意欲を見せた。

釜本邦茂氏(日本協会副会長)

スポニチ

代表に選ばれた以上そういう(歴代1位の得点を目指す)意気込みでやってほしいし、やってもらわないと困る。
KAZUはチームの精神的な支えとならなければならない立場。どん欲に得点を狙いにいってほしい。日本代表は得点力不足の解消が課題で、その姿勢こそがチームにとって最も求められていることだ。ベテランが懸命になる姿は若手にも大きな刺激になるはずだ。

●KAZU&ゴン、仲良く談笑

福島・Jヴィレッジでおこなわれた代表候補合宿では、お互い口をきかないと語っていたKAZUと中山だったが、練習に向かうバスの最後部席に並んで座って談笑。

中山(ゴン)

スポニチ

(KAZUとは)まだ口をきいていないよ。全然話さないよ。(5日の)メキシコ戦で(2トップを)組めればいいね。


2000.1.31

▼KAZU、京都サンガの初練習

京都パープルサンガは1月31日、東城陽グラウンドで今季の初練習をおこなった。
寒風吹きすさぶ中、ランニングとストレッチをじっくり行う体づくりが中心のメニューを約1時間半にわたっておこない、主将に指名されたばかりのKAZUも、優勝を目指し、昨年までのぬるま湯体質改善を求めて、ゲキを飛ばした。新ブラジル人選手3人を呼び寄せ、練習メニューについて会話も図った。
翌日の2月1日には日本代表に召集されており、練習を早めに切り上げ、新幹線で東京の自宅に戻った。


2000.1.30

▼KAZU、京都サンガの新主将に

30日の午後、京都パープルサンガの今季の新入団会見が、京都東急ホテルでおこなわれた。
加茂周監督は席上、KAZUの新主将就任を明言。
会見後に開催されたチーム懇親会に出席したKAZUも、1997年、ヴェルディ川崎時代以来3年ぶりの重責を喜んだ。
この日、京都サンガとも2000万円増の年俸8000万円での1年契約にも正式にサイン。背番号も「36」から愛着深い「11」に戻った一方で、住居は独身寮と変わらない。
京都の始動は31日。2月1日からは代表に専念するが、決意新たに2000年シーズンに臨む。

加茂監督

日刊

(主将は)やっぱりKAZU。とにかくグラウンドで率先してくれればいい。
代表ではしっかり試合に出て体調をキープしてもらいたい。

サンケイ

(主将は)三浦にやってもらいます。
(KAZUには)代表の試合に出てほしいね。

●入団会見で新卒5人がKAZUを目指す

30日におこなわれた京都サンガの入団会見で、11人の新入団選手が紹介された。このうち5人が新卒。KAZU人気は特に学生の中で強く、KAZUを目標とするといったコメントが相次いだ。

FW黒部(ユニバーシアード日本代表)

日刊

(KAZUさんは)あこがれだった人。私生活から見習いたい。

スポニチ

私生活を含めてKAZUさんからプロ意識を学びたい。

報知

KAZUさんというすごい存在がいる。プレーも私生活も見習っていきたい。

GK上野

日刊

目標はKAZUさん。

DF中村(ヴェルディ川崎より移籍)

サンケイ

(KAZUの主将は)縁の下の力持ち的なタイプではなく、前へ前へと明るく、率先垂範して引っ張るタイプ。チームの方向がはっきりしていいと思う。ともに頑張って優勝したい。


2000.1.29

▼KAZU、背番号「11」で代表復帰

福島・Jヴィレッジでおこなわれていたサッカーの日本代表候補合宿が29日午前で打ち上げられ、2月5日−8日のカールスバーグ杯(香港)の日本代表23人が発表された。
KAZUが、98年6月2日のスイス・ニヨンでW杯メンバから外れて以来、606日ぶりの代表復帰。再びブルーの代表ユニホームに袖を通す。
背番号も愛着ある『11』に決定。
競争率の高さを「新鮮で刺激がある」と前向きに受け止めているKAZUは、自分を信じ、再び夢へ向けて一歩前進した。
日本代表は2月1日に再集合し、3日に香港に出発、5日にメキシコとの初戦に臨む。2月13日開幕のアジアカップ予選(マカオ)の代表選考は、同9日にあらためて発表される。

MF中村

日刊

練習を見ても、(KAZUさんが)代表に入って当然だと思った。

サンケイ

見ていてもKAZUさんが入るのは当たり前だと思う。

トーチュウ

あの動きをみれば、KAZUさんは選ばれて当然。

FW平瀬

日刊

KAZUさんはよく動いてくれるので、やりやすいです。

報知

今までは一歩ひいてしまうところがあった。今回からは、どん欲にいきますよ。結果が求められるので。
KAZUさんは見習うことが多いけど、やっぱり負けられない。

サンケイ

KAZUさんとはやりやすい。ああすればいいとかお互い話し合ってやっている。

▼KAZU、最終日はレギュラー組でフォーメーション練習

代表メンバが発表される合宿最終日の29日午前の練習で、3つに分けられたグループで、KAZUがプレーしている組だけは、トルシエ監督の原点である3バックを形成。左サイドにMF中村、ハーフの中央にはMF小野が入り、五輪のエース平瀬と2トップを組んだ。2人でポジショニングについて熱心に意見を交換。
KAZUは、サインを求める約200人のファンにもみくちゃにされても、車の窓を開け、手を振りながら宿舎を後にした。

▼KAZU、日本代表キャプテンか?

この日の代表メンバから、9月のイラン戦で主将を務めたDF秋田豊が外れ、他の顔ぶれを見ても、数々の国際経験と32歳11カ月の最年長から、KAZUが主将に選ばれる可能性が高いものと見られる。

●井原、KAZUの代表復帰を発奮材料に

井原もKAZUの代表復帰に拍手を送った。
同い年の中山と合わせて「ドーハ組」のカムバックを喜ぶとともに「素晴らしいこと。代表は素直に応援している。代表を意識するのは当たり前。同年代の選手が入っているのはやりがいもありますしね」と自らの発奮材料にもする。


2000.1.28

▼KAZU、代表メンバ入り、確実か?

福島・Jヴィレッジでおこなわれている日本代表候補合宿も終盤を迎え、29日にはカールスバーグ杯(香港)に向けての代表メンバが発表される。
その代表メンバにKAZUが復帰することが確実となった模様。
28日におこなわれた記者会見で、トルシエ監督が「KAZUは大事なパーツ。豊富なキャリアがあるから、若い選手に力強さを与えてくれる」とKAZUの存在感の大きさを強調したもの。


2000.1.27

▼KAZU&ゴン、罰走

日本代表合宿6日目の27日、午前10時から屋内で始まった練習は、正午前に場所を屋外のフィールドにスイッチ。午後2時まで4時間が費やされた。
公開された守備練習では、新メンバーによる生命線のバックライン「フラット3」に進歩が見られないことにイラ立ったのか、トルシエ監督は、松田、大岩のDF陣に加え、なぜかKAZUとゴンのベテランFW組にも罰走を命じた。 グラウンド1周、1分ほどだったが、合わせて64歳のベテラン組の罰走は“見せしめ”効果十分だった。

FW中山

日刊

(前日のKAZUの発言について)競争ですから。いいじゃないですか。まあ、移動のバスの中で、いざこざがありましたし。だれがライバルというより、自分を高めること。監督の要求を体を使って表現しなければ。

スポニチ

(前日のKAZUの発言について)いいんじゃないですか。今回は(KAZUと)あまり話していない。(Jヴィレッジ入りする)バスの中でいざこざがあってケンカした。冗談ですけど。
(罰走については)何で走らされたのか分からない。チームに刺激を与えたんですかね。

報知

なぜか分からないけど、寒いから走れて良かった。
ぼくとKAZUが罰走したことは見せしめになったろうし、みんなの刺激にもなったんじゃない?
(代表残留に向けては)KAZUに限らず自分自身への勝負。

サンケイ

意図がよく分からないけど、チームを締める必要があったんじゃない? ボクとKAZUさんが走れば、与える影響が違うからね。
32歳でお互い競争できればいいですね。
KAZUと話? 話しかけられれば話すけど、まだ候補だし、いいのでは。仲が悪いわけでないし。

トーチュウ

(罰走について)普通にやっていたけど、なぜ走らされたのか、よく分からないね。トルシエ流のパフォーマンスでしょう。(罰走が)ボクとKAZUさんだからチームに与える刺激が大きいでしょ。それでチームの役に立てるなら、いいですよ。

FW平瀬

報知

(26日の練習でKAZUとペアを組んだことについて)
KAZUさんからは練習に対する積極性を学んだ。でも、負けたくないですね。今年はもっとどん欲にいく。

サンケイ

(26日の練習でKAZUとペアを組んだことについて)
(KAZUは)あこがれの人だけど、グラウンドでは関係ない。


2000.1.26

▼KAZU、ゴンとの代表残留争い

福島・Jヴィレッジでおこなわれている日本代表候補合宿も5日目を迎えた26日、午前中に初めて公開練習をおこない、午後からは個別の体力測定のほか、KAZUたち11選手が会見をおこなった。
その会見で、KAZUは、大親友でもある中山と、ほとんど会話をかわしていないことを明かした。
練習では、トレーニング前のアップでFW中山、MF小野らとボール回しをするKAZUの姿が見られたが、言葉を交わすシーンは少なかった。
フォーメーション練習では、五輪代表の得点王のFW平瀬と2トップを組み、「カズ」「ヒラセ」と呼び合いながらプレー。
現在、KAZU、中山を含め6人招集されているFWのうち、2月のカールスバーグ杯(香港)で生き残れるのは4人。五輪世代も巻き込む激しいサバイバル戦が続く中、KAZUは代表復帰へ闘志を燃やす。

▼KAZU、合宿では映画鑑賞でリラックス

今回の代表候補合宿でのKAZUのリラックス法は、映画鑑賞。
最近購入したDVDを持参、お気に入りの「ゴッドファーザー」は見つからなかったが、「交渉人」や「コットン・クラブ」を見て練習の合間にリラックスしている。


2000.1.25

●ブラジル3選手が来日

京都サンガの新外国人選手、DFバイアーノ、FWへジス、MFファブリッシオが25日、成田空港着のJALで来日。ブラジル出身の3選手は、新幹線で、そのまま京都入りした。

DFバイアーノ

日刊

京都にはKAZUがいる。
彼がブラジルで活躍した時は本当に驚いた。
我々にとって彼は頼りになると思う。


2000.1.24

●日本代表、フォーメーション練習をスタート

合宿3日目の24日、3グループ、それぞれのポジションに分けたボール回しをおこない、プレスが厳しい相手を想定したボールの受け方、パスの出し方などのフォーメーション練習をおこなった。
また、その後、この合宿で始めてのシュート練習。4人の選手が6本のパスをダイレクトにつなぎ、7度目のボールタッチでシュートするまで8秒、このパターンを約50分間繰り返させた。


2000.1.23

●日本代表、「フィジカル評価テスト」スタート

本格的な「フィジカル評価テスト」が始まった。
合宿2日目の23日、午前中に行われた第1弾は、陸上競技用トラックでの変則の「持久走」。100 メートルからスタートして、5メートルずつ距離を延ばしていき、10秒のインターバルをとった後、45秒の制限時間内に何メートルを走れるかという厳しいメニューで、心肺機能を測定するのが狙い。選手はハートレートという心拍数を測る機械を胸につけ走る。疲れるとたまる乳酸値も測定、乳酸が出てからどのくらい走れるのか、その数値もチェックした。 100メートルを走り、インターバルは10秒だけ。以後105メートル、110メートル……と距離が延び、KAZUは195メートルで脱落し、30人中21番。最後の210メートル(同3565メートル)をトップで走ったのはDF中沢だった。
午後には室内で瞬発力を評価する「筋力テスト」も実施された。


2000.1.22

▼KAZU、日本代表候補合宿をスタート

KAZUを含む日本代表候補合宿31人は、午後3時過ぎに福島・Jヴィレッジに集合。早速、午後5時45分から約2時間、長距離走を中心とした練習をおこなった。
トルシエ監督は、今回の合宿に、フランス人のフィジカル専門家3人を召集。日本人スタッフを含め総勢20人が選手たちの基礎体力データを収集し、徹底的なフィジカル強化を図る。また、この日の会見で、トルシエ監督は「代表50人体制」を発表。大会ごとに、この50人の中からメンバを選抜する方針を明らかにした。
KAZUも、東京から他の選手とともに、午後3時過ぎ、バスでJヴィレッジ入り。詰め掛けた約100人のファンに、選手の中で1人だけサインに応じるなど余裕をのぞかせた。 午後5時45分からの練習では、小野や秋田とインターバル走をするなど積極的な動きを見せる中、実戦練習への気合いを見せた。


2000.1.21

▼KAZU、沖縄自主トレを打ち上げ、日本代表候補合宿に自信

KAZUが、21日、1週間にわたって兄の三浦泰年と、沖縄・かりゆしビーチリゾートでおこなっていた自主トレを打ち上げた。
午前は海岸でのランニング。午後からは運動場で、ボールを使ったトレーニング、ホテルでのウエートトレーニングなど、1日約5時間のハードトレを7日間こなし、22日から福島・Jヴィレッジで始まる代表合宿に自信を見せた。

▼KAZU、日本代表候補合宿中に異例の契約更改

22日から、福島でおこなわれる代表候補合宿に参加するKAZUだが、まだ京都と今季契約に関する最終的合意に達していないため、異例の合宿更改交渉となる模様。京都から強化部スタッフが合宿地の福島・Jヴィレッジまで出向くVIP更改。


2000.1.20

▼KAZU、9月にブラジル凱旋試合出場か

20日、KAZUの所属する京都サンガが、今年9月にブラジル・サンパウロ州のプロチーム「ポンチ・プレタ」と親善試合をおこなう構想を進めていることが明らかになった。
京都サンガは、このオフ、FWヘジスの獲得など同クラブとの交流を深めた。18日までブラジル入りしていた石崎恒夫社長が同クラブのマルコ・アントニオ・エベルリンGMから創立100周年記念試合として招待を受けたもの。関係者によればKAZUのブラジルがい旋試合として強く要請されているという。ポンチ・プレタ側は、市内の博物館でKAZUの活躍をたたえる演出も提案するなど、ブラジルでプロ・デビューしたKAZUの存在に注目している。

石崎社長(京都サンガ)

日刊

日程面は今後調整する。だが9月中旬ぐらいで前向きに考えている。前後にキャンプを組むことも可能。

京都サンガ、、新ブラジル3選手獲得を発表


2000.1.18

京都サンガ、プレシーズンマッチを3年ぶりに復活

●新入団、鹿実の松井、キングKAZUに堂々「挑戦状」<大阪日刊>

高校選手権で国立を沸かせた鹿児島実のFW松井大輔の、京都サンガ入団が決まった。
松井は1月30日の正式入団を前に、「KAZUさんはいい見本になる。でも、いいところだけを盗みたい。自分に近い位置だから競争意識はあります」と語り、13歳年上の日本サッカー界のキングに物おじせず、生まれ育った故郷京都でプロ生活を間もなくスタートさせる。


2000.1.16

▼KAZU、自主トレ2日目も精力的に消化

15日より沖縄・恩納村で自主トレを開始したKAZUは、2日目を迎えた16日も、兄泰年とともに、宿舎近くの喜瀬ビーチ(名護市)で約40分間の走りこみを敢行。前夜の雨で重くなった砂の上を、約9キロ走るなどハイペースな調整を続けた。

▼KAZU、タイソンに会い、闘志を燃やす

16日、自主トレ後、KAZUは、オフの1月初め、プロボクシングの元ヘビー級世界王者、マイク・タイソンの自宅に招待を受けたと明かした。
知人のムハマド・アリのマネジャーの紹介で、6日に、ラスベガスにあるタイソンの自宅を訪問、8日にはジムで練習を見学していた。
裕福な生活にも“本業”では“鬼”になりきるタイソンの、並外れた集中力の高さに、KAZUは刺激を受けた。


2000.1.15

▼KAZU、沖縄で自主トレ開始

15日、KAZUは、沖縄・恩納村の「かりゆしリゾート」で2000年のスタートを切った。
生憎の雨となった初日は、恩納村内の町営グラウンドで、兄・三浦泰年とともにドリブル、ボールを使ったダッシュ、横飛びなどを交えた15分走を3本。赤土と芝のグラウンドに大量の降雨を含む最悪のコンディションの中、約3時間のメニューを精力的に消化した。ホテルへ戻ってからは、1時間半のウエイトトレーニングに汗を流すなど、初日からハードなメニューをこなした。

▼KAZU、京都サンガとの契約更改は21日の予定

長期化していたKAZUの契約更改が、21日にも正式にまとまることが15日、明らかになった。
11月下旬から数回に渡って、代理人とチームとの間でおこなわれ、1年契約で1500万円増の年棒7500万円(推定)で合意に達した模様。

▼KAZU、オフをブラジル・ロスで過ごしリフレッシュ

KAZUは、昨年12月27日に京都で“練習納め”。年末には、永住権の更新のため、慌ただしくブラジルへ渡った。ミレニアムの瞬間は飛行機の中で迎え、その後、オフ中は第2の故郷・ブラジルで過ごすとそのまま渡米。ロスで家族水入らずの休日を過ごした。アメリカで家族とともに英気を養い、12日に帰国、この日(15日)、エコノミーで沖縄入りした。

▼KAZU、中田や城に刺激

KAZUも中田のローマ移籍や城のスペイン移籍に関心を寄せ、エールを送った。


2000.1.13

●加茂監督が年頭のあいさつ<日刊スポーツ>

京都佐賀の加茂監督は、12日、京都市内のクラブ事務所を訪問、就任2年目にあたる2000年の抱負を語り、KAZUについても言及した。

加茂監督

日刊

やるからには日本一は狙うが、最低でも関西で一番にならないと。
(KAZUについては)
途中で海外移籍なんてさせない。途中で抜けるなら最初から使わない。
(未決定の新主将について)若い選手を登用するのも1つの考え。


2000.1.5

▼KAZU、ブラジルの地元紙で語る

ブラジル・サンパウロに滞在しているKAZUは、5日、地元紙に、現役はブラジルのキンゼ・デ・ジャウーで終えたいと語った。


2000.1.1

▼KAZU、ブラジルで年越し

KAZUは、12月31日に、ブラジルのサンパウロに里帰り、2000年をブラジルで迎えた。日系人街のリベルタージ地区で行われた餅(もち)つき大会に参加した。


1999.12.26

●天皇杯準決勝戦は52年ぶりの天覧試合

26日、国立競技場でおこなわれた天皇杯準決勝戦、名古屋グランパスvs柏レイソル戦は、2−0で名古屋グランパスが勝利をおさめ、2000年元日に、サンフレッチェ広島と決勝戦をおこなうことになった。
グレーのスーツをお召しになった天皇陛下と、鮮やかなブルーのコートに身を包まれた皇后陛下は、メインスタンド中央のロイヤルボックスでご観戦された。
昨年のフランスW杯に関心をおもちだった皇后陛下は「三浦(KAZU)さんはどうしてますか」と川淵副会長にお尋ねになるシーンもあった。


1999.12.22

▼KAZU、2000年からの新生日本代表候補入り

22日、西暦2000年早々から本格始動する新生日本代表候補が、日本サッカー協会から発表され、KAZUも、そのメンバとして名を連ねた。
先の強化合宿に招集された37人から12人が落選し、Jリーグ・チャンピオンシップの関係で不参加だったジュビロ磐田と清水エスパルスから6人が合流、31人が選出された(→メンバ一覧は
【速報】を参照のこと)。
日本代表候補は1月22日から福島・Jヴィレッジで8日間のロングラン合宿をおこない、22人に絞られ、その後、2月5日からのカールスバーグ杯(香港)と13日からのアジア杯予選(マカオ)の臨む。
KAZUは、この日の午後、京都サンガの練習後でも紅白戦でヘディングシュートを決めるなど体調はよく、2000年の日本代表に向け、気持ちを新たにした。なお、1月22日の代表候補合宿に向け、KAZUは、1月10日ごろから沖縄で自主トレに入る予定。


1999.12.19

▼KAZU、先制36秒弾もPK外して天皇杯敗退

19日、長崎でおこなわれた天皇杯4回戦、対清水エスパルス戦は、KAZUのゴールで先制したものの、後半追いつかれ、2−2で終了。延長戦でも決着がつかず、PK戦までもつれ込んだが、KAZUのPK失敗もあり、PK2−4で、惜しくも敗れた。
KAZUは、この日も背番号「11」に半袖のユニでプレー。
試合開始直後、KAZUは、DF大獄、FWマギノとつないだボールをペナルティーエリアの左後方で受け取ると、体を鋭く反転させて左足でシュート。ボールはゴール右のサイドネットを揺らし、36秒での、ノーホイッスルゴールを達成した。
しかし、その後、お互いに得点を重ね、2−2で終了。延長戦でも決着がつかずPK戦。1番手のKAZUのシュートは清水のGK真田に止められてしまい、シジクレイも外して惜敗した。
長崎のファンにもみくちゃにされながら競技場を後にしたKAZUは、京都での初のタイトル奪取を目指して来年1月中旬、再スタートを切る。

加茂監督

スポニチ

(決勝の)元日まで行きたかったんだが残念。勝ってもおかしくない内容だった(先制も結局PK戦での敗退にガックリ)。

▼KAZU、27日のマカオ返還記念試合に出場要請

27日、マカオの中国返還記念試合としてマカオでおこなわれるマカオ選抜・中国選抜戦に出場依頼が届いた。出場するかどうかは、近日中に結論を下す予定。


1999.12.15

加茂監督、契約更改

パク・カンジョ 韓国Kリーグ天安一和へ

新外国人FWヘジス、獲得


1999.12.14

●日本代表1カ月前倒しで、22日に発表予定

14日、トルシエ日本代表監督と大仁邦弥技術委員長が、東京・渋谷の日本サッカー協会でメンバー選定会議を約2時間おこない、来年2月のカールスバーグ杯(香港)とアジア杯予選(マカオ)に備え来年1月22日に召集する日本代表を、12月22日に発表することを確認した。
異例ともいえる1か月前の代表選出は、合宿までのコンディションづくりを要求するもので、事実上のオフはく奪で新生日本代表はスタートする。 1月22日から宮崎県内で行われる合宿には、20〜25人を召集する予定で、その候補にKAZUも含まれている。

 


1999.12.12

▼KAZU、354日ぶりの背番号「11」で天皇杯3回戦勝利

12日、西京極で天皇杯3回戦がおこなわれ、京都サンガはJ2大分に1―0で辛勝。
この試合、KAZUは、京都入りして初めて代名詞でもある背番号「11」をつけてフル出場。シジクレイが風邪で欠場したため左腕にキャプテンマークもつけた。試合は、前半43分、CKからFWマギノが頭で決め先制点た。KAZUもシュート2本を放つなど精力的にボールにからみ、そのまま逃げ切った。

加茂監督

サンケイ

(天皇杯での辛勝について)全部すっきり勝って優勝したのは一回くらい。それにしても今日は寂しい試合。

▼KAZU、来季も京都サンガで大筋合意

12日の天皇杯試合後、KAZUの代理人である実父・納谷氏が京都サンガの幹部と京都市内のホテルで、来季残留に向けた2回目の交渉をおこなった。
京都サンガは、11試合の出場で4得点ながらも、主催ゲームでは観客数が軒並み1万人を超えたことを高く評価。約1時間30分の会談はスムーズに運び、1年契約で2000万円増の年俸8000万円(推定)を提示した模様。来週にも行われる3回目の交渉では、KAZUも同席して正式契約する見込み。

納谷氏(KAZU実父&代理人)

報知

(来季の契約について)後は細かいところを煮詰めるだけ。


1999.12.11

▼KAZU、天皇杯で背番号「11」を背負う

京都サンガへ途中入団のため、リーグ戦中は「36」をつけていたKAZUが、天皇杯3回戦で、待望の「11」を背負う。
11日、ミニゲーム中心の練習後、クロアチアのツジマン大統領死去訃報を聞き、KAZUはクロアチアの今後を心配。

 

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