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(1999.8.11〜8.22)

 このページでは、新聞・雑誌やTVなど、各メディアにおけるKAZU関連のデイリーなニュースをまとめてみました。

「KAZU's COMMENTS」でKAZUのコメントをご覧ください。


1999.08.22

▼KAZU、京都移籍で大筋合意

京都サンガは、22日、東京都内でKAZUと、初の話し合いの場を持ち、約3時間の交渉で京都入りが基本的にまとまった。KAZUの保有権を持つクロアチア・ザグレブへの移籍金問題が残っているが、一両日中にも解決される見込みで、23日には、ラモス引退試合に出場する前に都内のホテルで加茂周監督と直接話し合う予定で、24日の正式発表に向け、水面下での調整はほぼ完了。28日、最短デビュー神戸戦(西京極)が実現される方向。
KAZU獲得に乗り出した京都が22日午前から慌ただしい動きを見せた。木村文治チーム統括部長と奥村常雄常務らが、極秘で遠征先の千葉から東京入り。KAZUと京都サンガの直接交渉は都内のホテルで約40分おこなわれた。KAZUの代理人、田路(とうじ)雅朗氏と京都サンガの木村文治チーム統括部長、奥村常雄常務、霜田正浩強化部員、サンガ側の代理となるマネジメント会社のスタッフが出席。KAZUは、交渉に同席しなかったが、希望は代理人の田路氏を通じて伝えた(一部には、KAZUも同席との報道あり)。
サンガとの初交渉を終え、スーツ姿で報道陣の前に現れたKAZUは、条件面で合意に達し、充実の表情をみせた。
問題の移籍金については、一時、60万ドル(約6600万円)を要求していたザグレブだが、交渉の中でその金額は半分以下に下がっており、また、ザグレブは移籍金を下げた分を人的補償などで埋めたいとサンガに求めているが、サンガはそれも承諾する方向。
今後は、マネジメント会社がザグレブと交渉をおこない、まとまれば電話連絡でザグレブから移籍証明書が発行される。追加登録期限の25日に間に合い、KAZUは28日のヴィッセル戦(西京極)に出場出来る。

<おもな条件内容>

(1)年俸6000万円(推定)

現在、京都サンガで最高年俸・黒崎の5500万円を抜くチーム日本人選手トップとなる高条件。

(2)海外移籍の自由

(3)背番号「11」

現在、京都サンガの「11」は元川崎の藤吉がつけており、現段階の規約では同選手が移籍しない限り、今季中の変更はできない。しかし、一部の報道では、京都は誠意の印としてJリーグに対し、特例として認可するよう働きかける考えで、それが認められなければ「12」となる可能性が高い。

また、一部報道では、KAZUを主将としてチームに迎えるプランも検討されている。

代理人・田路氏

日刊

プライドを考慮された内容。

スポニチ

 

サンケイ

京都の中では最高の評価をしてもらった。KAZUと京都の間では、大筋で合意に達しました。
やっぱり11番には愛着がある。

報知

ザグレブはあくまで移籍金ゼロにはしないと言っている。あとはザグレブとサンガの話し合いだ。
知良は背番号11を欲しいと言っている。 

トーチュウ

 

木村チーム統括部長(京都サンガ)

日刊

契約は最後の最後まで(わからない)。

スポニチ

 

サンケイ

 

報知

まだ決まっていないが、きょうの交渉で一歩前進といっていい。 

トーチュウ

 

加茂監督(京都サンガ)

日刊

 

スポニチ

(現主将の黒崎は)前の監督が決めたキャプテン。今のチームには適任者はいない。 

サンケイ

 

報知

 

トーチュウ

 

藤吉選手(京都サンガ)

日刊

 

スポニチ

 

サンケイ

 

報知

 

トーチュウ

KAZUさんが欲しいのなら(背番号「11」は)いつでも譲ります。 

▼KAZU、23日のラモス引退試合のため軽いトレーニング

帰国から一夜明けた22日、夕やみが迫る東京・世田谷区内の砧運動公園に出向き、翌日(23日)のラモス引退試合に向けて、午後5時40分から約1時間、およそ100人のファンの前で、ランニング、軽いボールタッチなどで間汗を流した。
白いウインドブレーカー、白い半そで、短パン姿に身を包んだKAZUは、公園内で遊ぶ一般人を避けるように、知人と一緒に約10分間ランニング。その後は芝生の広場に場所を移し、ダッシュ、パス出しに汗を流した。
途中、蹴ったボールが軌道を外れ、赤ちゃんを乗せた乳母車を直撃し、ひやりとさせる場面もあった。アッと奇声を発し、一目散に駆け寄ったKAZUが頭を下げる場面も。
京都入団への確信と旧友との再会を目前に表情は終始和やかだった。

●加茂監督 KAZUの入団を心待ち

KAZUを待つ京都・加茂監督は22日正午過ぎに京都・城陽の練習グラウンドに到着。午後1時からの練習をじっと見守りながらも、東京での交渉を気になる様子。
21日の市原戦でFWマギノが右足首を負傷、しばらく戦線離脱することになっただけにFW不足はさらに深刻に。
23日、国立競技場で行われるラモス氏の引退試合でJリーグ選抜の指揮を執ることになっており、KAZUとの再会を心待ちにしているようだった。

加茂監督(京都サンガ)

日刊

(KAZUの入団が)きょうのうちに決まってくれたらいいな、と思っています。

スポニチ

聞きたいことは分かるけど、わしが言えることは何もない。
マギノ?2、3試合はあかんようや。人(FW)がおりません。
KAZUの状態?そんな難しいこと聞かんといてや。2、3年もおうてないのに。あしたの試合も参考にならんよ。


1999.08.21

▼京都KAZU、24日誕生へ、28日にもJ復帰

クロアチア・ザグレブからの退団が決まっているKAZUの京都移籍が21日、決定的となった。23日のラモス引退試合(国立)出場のため帰国したKAZUが、「早く加茂さんと直接、話をしたい」とあらためて、京都入りの意思を明らかにしたもの。
最大の障壁となっている高額な移籍金についても、C・ザグレブ側の譲歩が見込まれることが判明。
24日(22日という情報もある)には京都がKAZU側と交渉し、早ければ28日の神戸戦(西京極)にもJリーグに復帰する。
7月から欧州移籍を目指し、英国を中心とする欧州のクラブへの移籍交渉をおこなっていたが、交渉を持った9つのクラブとは、条件面が折り合わず、すべて決裂。その後知らされた日本代表時代の恩師加茂監督の「ラブコール」に動かされ、日本への移籍も念頭に入れ始めた。契約を1年残しての日本復帰に、当初は違約金を含め、2億〜3億円(推定)もの高額な移籍金を要求する構えを見せてきたC・ザグレブ側も、ここにきて態度を軟化。
KAZU自身も、日本復帰の気持ちは固まっており、帰国のこの日、すでに、クロアチア出発時に携えた高級ブランドの大型トランクを多数所持。C・ザグレブ所属時にはザグレブ市内の高級住宅地にマンションを契約していたが、身辺整理も済ませてきた様子。
早ければ28日の神戸戦(西京極)にもKAZUは紫のユニホーム姿で日本復帰戦を迎える。

▼京都サンガ、24日以降にKAZU移籍交渉

京都は21日、KAZU側との交渉を24日に設定する方針を固めた。木村文治チーム統括部が、市原戦の前に早期決着を示唆したもの。23日のラモス氏引退試合を考慮、翌24日に京都市内で交渉する方向という。
京都側は同チーム統括部長、奥村常雄常務が出席予定。
すでに代理人間で水面下の調整が終わっているとみられ、KAZUが一発サインする可能性が高い。24日当日に即日発表されるか、遅くとも25日には正式発表の見込み。同日中にC・ザグレブ側から国際移籍証明書がFAXでも取り寄せられれば、移籍金などの振り込みに関係なく、今回の移籍は完了されるという。最短では28日の神戸戦(西京極)から「京都KAZU」の雄姿が見られる。

代理人・田路氏

日刊

向こうの意向を京都に伝える。(交渉は)まとまると思うよ。25日までに移籍証明書が出れば、28日には出られるでしょう。

スポニチ

(この話は)まとまると思うよ。あとは向こう(Cザグレブ)の意向をKAZUの条件と合わせて京都側に伝えるだけ。

サンケイ

京都移籍の話はまとまると思う。ザグレブに意向を聞いて、京都側に伝える。加茂さんは早く欲しがっているみたいですね。25日までに移籍証明書が発行されれば、28日から試合に出られる。

報知

 

トーチュウ

 

奥村常雄常務(京都サンガ)

日刊

 

スポニチ

あくまでも引退試合のための帰国ですから、まずはそれを最優先に。決まればすぐに発表?そうなります。

サンケイ

すべては24日から後になる。移籍金などの金銭の問題は、代理人同士の間でつめるでしょう。今はラモスに配慮しなければならない。

報知

 

トーチュウ

現時点では金銭的にまだ隔たりはあるが、開きがあると言えばあるし、ないと言えばない。まだ、直接交渉していないので、何とも言えないが、28日にあいさつできれば…。 

木村文治チーム統括部長(京都サンガ)

日刊

 

スポニチ

額は申し上げられないが、開きはあると言えばあるし、ないと言えばない。当面はKAZUが最優先になります。

サンケイ

 

報知

 

トーチュウ

 

▼KAZU、ラモス引退試合出場のためクロアチアから帰国

KAZUが、ラモス瑠偉氏の引退試合に出場するため、21日に成田着のJAL機で帰国した。
約半年ぶりの帰国は、京都サンガ移籍の話題もあり、テレビカメラ7台、約50人の報道陣が成田空港サテライトで待ちかまえた。そんな中、白いスニーカー、米大リーグのニューヨーク・ヤンキースのキャップにゆったりした長そでのTシャツ、ベージュのチノパン姿というラフなスタイルで飛行機から降りてきたKAZUに、一斉にライトとフラッシュが浴びせられ、やや戸惑った表情を見せたが、いつもの明るい口調で心境を語った。
22日は、ラモス引退試合に備え、都内で調整の予定。試合では、ラモス氏のオールスターズのエースとして、加茂監督率いるJリーグ選抜に立ち向かう。

●京都側は歓迎ムード<日刊>

KAZU獲得問題に、京都は加茂監督はもちろん、選手も歓迎ムードの反応。

加茂監督(京都サンガ)

日刊

シーズン中に日本国内での移籍は難しいが、KAZUは偶然(C・ザグレブ)だったので幸運。

MF遠藤(京都サンガ)

日刊

日本を代表するFWなのですごいこと。


1999.08.21

▼KAZU帰国、京都移籍に前向き<各種速報>

21日、KAZUが、成田空港着の日航機で帰国、移籍先に関して前向きな姿勢を示した。
KAZU獲得については、京都サンガの加茂周監督が強く希望しており、フロント側も移籍交渉中であることを認めている。
KAZUは23日、ヴェルディ時代のチームメート、ラモス瑠偉氏の引退試合に出場するが、加茂監督はその試合でJリーグ選抜の監督を務めることになっており、KAZUと話し合いをする可能性が高い。

▼京都サンガ側も、KAZU獲得に向け、近日中に正式交渉を予定<各種速報>

Jリーグ、京都サンガの奥村常雄常務は21日、KAZU獲得問題について触れ、22日にも(24日以降との情報もあり)、本人を交えた移籍交渉をおこなう用意があることを明らかにした。
京都サンガは、6月に就任した加茂周監督がFWの補強を希望していたこともあり、早くから獲得可能な選手を調べていたが、KAZUとは、関係者を通じて接触していた。
代理人同士の話し合いでは、移籍金など金銭的な問題でまだかなりの開きがあるが、京都サンガ側は交渉に自信を見せており、順調にまとまれば、28日に西京極陸上競技場である神戸戦が、KAZUの京都でのデビュー戦になる模様。

奥村常雄常務(京都サンガ)

各種速報

(KAZU獲得は)最優先に考えており、代理人同士で話が進んでいる。
加茂監督にFWの補強を求められており、今のところ候補はKAZUしかいない。
金銭面で、まだ開きがあるらしい。
お互いに腹を割って話せば詰められるかもしれない。
できれば28日のホーム(西京極)での神戸戦から参加させたい。


1999.08.20

▼KAZU、日本への帰国前日、京都へ前向き!?<日刊>

KAZUは、21日、ラモス引退試合出場のため日本へ一時帰国するが、出発直前のザグレブ市内で、Jリーグ京都が獲得に名乗りを上げていることに触れ、京都入りに向けて前向きとも取れる発言をした。
KAZUは、8月10日に英国での移籍交渉決裂後、C・ザグレブの練習には参加せず、スポーツジムなどで自主トレに専念。急きょザグレブ入りした代理人が、国外移籍への環境整備を進めている。

兄・三浦泰年選手

日刊

外国でも国内でも自分の力が発揮できるところへ行ってほしい。
望まれているのは選手としてうれしいこと。
また同じJリーグの場でやれたら、うれしいことだけどね。


1999.08.19

▼京都・加茂監督、KAZU獲得問題の早期決着を希望

京都・加茂監督は、19日、城陽市の練習場で、KAZU獲得問題に触れ、進展しない補強問題に焦燥感を示す一方、早期決着を希望した。
一方、チームの選手強化を担当する木村文治統括部長はC・ザグレブ側への移籍交渉申し入れなど、水面下での動きについては否定しながら、KAZU獲得には金銭面の問題をクリアする必要のあることを強調した。

加茂周監督(京都サンガ)

日刊

一日でも早くとってほしい。
来週とかではなく、今すぐほしい。

スポニチ

とにかく1人役に立てるのを獲ってほしいとお願いしている。
早く(結論を)出してもらわんとシーズンが終わってしまう。
KAZUの名前?上げているよ。1番かどうかはわからん。
それ以外の名前?上げているよ。

木村文治統括部長(京都サンガ)

日刊

獲得にいくら必要か調べている。
何億円となれば無理。1億円でも無理。
仮にKAZUがだめなら(他の選手に)方向転換しなければ。

スポニチ

2億とも言われているが1億でも難しい。
これから調査はします。
他の選手も平行して、来週中には結論を出したい。

サンケイ

一番のネックは金銭面。
実際にどの程度の額になるのかを、これから早急に調べるつもり。

▼KAZUのサンガ正式決定間近<報知>

19日、KAZUが京都サンガ移籍について、前向きな姿勢を示した。


1999.08.18

▼KAZU、21日に帰国

KAZUが成田着のJAL機で、21日に帰国することが18日、明らかになった。なお、同日おこなわれるジェフ対サンガ戦(市原)を観戦する予定はない。

▼京都サンガ、KAZU獲りを正式表明、結論は来週か

京都がC・ザグレブのKAZU獲得に動いていることを初めて正式に表明した。18日のG大阪戦後に、京都の稲盛和夫名誉会長と加茂監督が明らかにしたもの。
稲盛和夫名誉会長は試合終了後、伊藤謙介会長、石崎恒夫社長(らと約20分間にわたり、KAZU獲得について首脳会談を開いた。既にC・ザグレブ側に打診もしているが、移籍金や違約金などで最低でも1億は超えるKAZUの獲得資金問題と、連勝中のチームのバランスを崩すことにならないかということを再度検討した上で、近日中にも再びトップ会談をおこない、結論を出すことになる。

稲盛名誉会長(京都サンガ)

日刊

正直言いまして、まだ結論が出ていない。
もう少し考えたい。遅くとも来週中には決めたい。

スポニチ

きょう(18日)フロントとその話(KAZU獲得)をした。
遅くとも来週中に結論を出したい。
フロントにあおられて、もうちょっと考えなければいけない。

報知

フロント、現場を含めて(KAZU獲得を)考え中です。
もう少し時間が欲しいが、遅くとも来週中にはYES、NOをはっきりさせたい。

トーチュウ

この勢いを止めたくないし、(KAZUを)獲ることがいいのかもう1度見当したい。

加茂周監督(京都サンガ)

日刊

もう1人、FWが欲しい。
もし今後、さらに故障者が出ればもう終わり。
KAZUが取れたら一番いいと思っている。

スポニチ

攻撃の起点になる選手が欲しい。
KAZUを取ってくれれば1番いい。

報知

ひとりアタッカーが欲しいとは、かねてからフロントに要望している。
KAZUが取れたらいいと思っている。
今の状況では、ひとり選手がけがをしたら終わり。核になる選手が欲しい。

サンケイ

フロントがやってくれているようです。
(KAZUが)取れたらいいと思う。

▼京都、KAZU獲得交渉を示唆、来週中にも結論か

京都サンガは、18日、G大阪との試合後、KAZUの移籍問題について触れ、獲得に向けて動いていることを認めた上で、結論は来週中にも結論を出す旨を示唆した。
KAZUは、23日におこなわれるラモス引退試合出場のため近日中に帰国するが、移籍金を含めて問題が残っており、交渉がまとまるかは五分五分とみられる。

加茂監督(京都サンガ)

FWを1人補強して欲しいとフロントに要請している。
フロントがいろいろやってくれているようだ。
アタッカーが欲しいので、(KAZUを)取れたらいいと思っている。(KAZUが)来てくれるならうれしい。攻撃の起点として考えている。
KAZUがだめならば、ほかの選手を早く探して欲しい。

稲盛名誉会長(京都サンガ)

加茂監督からFWが1枚足りないという話は出ている。
優勝戦線に絡めるように補強は考えている。
KAZUを含めてFWの獲得について、前向きに考えを進めている。
彼(KAZU)を取る、取らないの結論は来週中に出したい。


1999.08.17

▼京都、KAZU獲得困難に<トーチュウ>

京都パープルサンガがKAZUの獲得に向けてすでに交渉に入っていたことが17日、明らかになった。しかし、ザグレブサイドは移籍金、違約金を含め約3億円を京都に要求。金額にあまりにも開きがあるため、京都としては現時点でのKAZUの獲得は非常に難しくなった。
17日、京都の奥村常雄常務が明らかにしたもので、ザグレブサイドは移籍金に加え、膨大な違約金も京都に提示。当初移籍金のみで5000万円程度を予測していた京都サイドとは金額で大きな開きが出てしまった。
17日の午前、奥村常務は朝礼でクラブ職員に向かって、”KAZU獲得”が難しい状況を説明。今後も交渉を続けてはいくが、お互いに大きな歩み寄りがない限り、KAZUの京都移籍は可能性が低いものと見られる。

稲盛名誉会長(京都サンガ)

トーチュウ

現時点ではあまりにも金額に開きがある。常識外。
取りたいが取れない。
(KAZUの)獲得は非常に難しい。

●ラモス引退試合で数々のイベント

23日、国立競技場でおこなわれるラモス引退試合には、多数の芸能人がゲスト参加することが17日、主催者から発表された。
試合前には歌手の杏里、中西圭三らがスペシャルライブをおこない、君が代独唱は布施明が担当。試合後の引退セレモニーは、葉加瀬太郎のバイオリン生演奏で花道を飾る。タレント木梨憲武、横綱曙らも駆けつける予定で、Jリーガーの引退試合としては史上最大規模で開催される。
メインイベントの試合も、前日に、KAZUやカレカ出場が正式決定。ラモス自身も札幌で調整するなど、歴史に刻むラストゲームに向けて万全のコンディションを整えている。
一方、試合は月曜日の午後6時スタートと決して条件はよくないが、先月(7月)17日の発売以来、すでに4万枚以上の前売りチケットが売れており好調。


1999.08.16

▼KAZU、ラモス引退試合出場、正式決定

23日のラモス引退試合にKAZUが出場することが、16日、正式決定、主催の川崎から正式発表された。「読売ラモスオールスターズ」でプレーする。
KAZUは現在、英国の9クラブと交渉がもったが決裂し、まだ移籍先は決まっていないが、僚友ラモスの晴れ舞台への参加を希望、C・ザグレブの許可を得た。
元日本代表監督の加茂周監督が率いるJ1京都への移籍も噂され、C・ザグレブとの交渉次第では、再びJリーグでプレーする可能性もあり、その動向が注目される。
現在、KAZUはチームとは別行動で、ザグレブ市内のホテルのスポーツジムなどで自主トレに汗を流しているが、早ければ21日にも帰国する。

▼京都サンガ、FW獲得要求認める

京都サンガは、C・ザグレブのKAZUや名古屋の小倉ら、FWの獲得に動いていることが明らかになったが、16日、加茂監督もこれを認めた。
この日は実質上のオーナーである稲盛和夫名誉会長(京セラ名誉会長)が初めて京都府城陽市の練習場を訪れ、加茂周監督を激励。
練習前、稲盛会長は、KAZU獲得をフロントに要望している加茂監督、木村部長とグラウンド内で3者会談。
C・ザグレブ側に移籍交渉の申し入れをしたかどうかについては明言を避けたが、KAZU獲得には高額な移籍金がかかるため、条件面では厳しさもあることを口にした。
それでも、FW補強は進めなくてはならない。木村部長はすでに補強のリストアップを終えており、緊急補強なら、KAZUより小倉を選ぶ可能性もある。
KAZUが出場する23日のラモス引退試合では、加茂監督もJリーグ選抜の指揮を執ることが決まっているだけに、今後の京都サイドの動向に注目が集まる。

稲盛名誉会長(京都サンガ)

スポニチ

連勝がうれしくて思わず見にきました。

サンケイ

(KAZU獲得について)わからない。

報知

開幕2連勝がうれしくて見に来ただけ。

トーチュウ

今日は加茂監督を見に来ただけ。
(KAZU移籍報道については)わからない。

加茂周監督(京都サンガ)

スポニチ

強化担当者にFWが1人欲しいと伝えている。

報知

補強は強化部に任せてある。

トーチュウ

FWを1人取ってほしいとは前から言っている。
でも今日は何もないよ。

木村文治統括部長(京都サンガ)

スポニチ

無いソデは振れません。先立つもんがないとな。
選手は行きたいチームに行けないもの。ザグレブがガメツイこと言うてるのなら、なおさらや。
サポーターはKAZUなんかより大島や冨田を育てろと言うやろ。それはその通りだと思う。けれどもJ1生き残りを懸けたチームは補強もしなけりゃならんのです。国内のチームを見てリストアップをしています。
(稲盛会長に)補強の報告やお願い?そんなことしてへん。してへん。

日刊

KAZUのような人材はチームに大きなプラスになる。
KAZUがどこにも行けないのは力の問題だけではない。
高額の移籍金などが絡んでいて、あれではKAZUがかわいそうだ。

サンケイ

優秀な人は欲しいが、お金が絡んでくる。無いそでは振れません。

トーチュウ

優秀な人は欲しいがお金が絡んでくる。無いそでは振れません。

▼KAZU、28日J復帰<報知>

KAZUはJリーグ・京都パープルサンガとの移籍交渉のため16日にも帰国予定だったが、関係者に入った連絡によると帰国は18日以後にずれ込むことになった。そのため、21日のジェフ市原戦の登録締め切り(18日)には間に合わず、J復帰戦は28日のヴィッセル神戸戦(西京極競技場)になることが有力になった。

▼KAZUのラモス引退試合出場が正式決定

23日に東京・国立競技場で行われる「Jリーグ ラモス瑠偉引退試合」に、KAZUが出場することが正式に決定、16日、主催者から発表された。
元ブラジル代表で、柏でも活躍したカレカも出場。また、新たに秋田、ビスマルク(ともに鹿島)の出場も決まった。


1999.08.15

▼KAZUの京都サンガ入り濃厚<サンケイ>

KAZUのJ1リーグ・京都パープルサンガ入りが、15日、濃厚になった。
KAZUの代理人が「京都は移籍のオプションのひとつ」と明言し、KAZUが、23日のラモス引退試合に合わせて近日中に帰国し次第、直接交渉がもたれる可能性が高い。
加茂監督も、14日、名古屋に完勝した後、KAZUのことを、「欲しい選手。(入団に向け)進んでくれたらいい」と語り、選手の交渉事は絶対に表沙汰にしない加茂監督にしては、KAZU獲得に異例の自信を見せた。
来年6月末まで契約を結んでいるC・ザグレブ側が提示している移籍金(4000万円〜6000万円)に年俸を加えると1億円近い経費がかかるが、京セラをメインスポンサーに持つ京都としては対応できるとみられている。

▼サンガ・KAZU、17日にも誕生<報知>

クロアチア・ザグレブからJ1リーグ・京都パープルサンガへ移籍するKAZUの入団発表が17日にも京都市内で予定されていることが15日、明らかになった。
KAZUは早ければ16日に帰国。17日に契約交渉が完了すれば、Jリーグに追加登録、18日のサンガ・ガンバ戦(西京極)をスタンドで観戦後、21日のジェフ市原戦(市原)からの出場も可能となる。
黒崎比差支、川勝博康、光岡真矢と中心になってきたFWが3人ともけがで今季絶望の状況で、チーム側ではKAZUを1日でも早く使いたい事情があり、クラブ関係者としては、KAZU移籍の正式発表も済ませたい考え。

▼京都サンガ、FW緊急補強、KAZUか小倉か<スポニチ>

京都サンガはFWの緊急補強を画策していることが15日、明らかになった。
最有力候補として名前が挙がっているのは名古屋の小倉隆史とCザグレブのKAZUで、即戦力の獲得の可能性を探っている模様。
小倉に関しては14日の名古屋戦以前に既にレンタルで移籍を打診。オーナーの稲盛和夫京セラ名誉会長の意向で交渉を進めているが、名古屋側は条件面で難色を示している模様。
一方、加茂監督はKAZU獲得を熱望、水面下で移籍の可能性を探っている。KAZU獲得には約1億円の移籍金がかかることなどから実現は微妙だが、欧州チームへの移籍がまとまらない場合、Jリーグも視野に入れていることをKAZUは示唆している。
ラモス瑠偉氏の引退試合(23日、国立)出場のため、一時帰国する22日にも動きがありそう。

KAZU代理人・田路氏

サンケイ

京都は移籍のオプションのひとつ。

報知

京都はひとつのオプション。
加茂監督が熱心に誘ってくれているからね。
ただ、まだ正式には決まっていない。

ズドラフコ・ジュブリニッチ国際移籍部長(C・ザグレブ)

報知

私たちから話すことはまだ一切何もない。
まだ何も決まっていないからだ。

●KAZU足首負傷<報知>

先週、スコットランドのヒバーニアンとの契約交渉の過程でテスト的に紅白戦に参加したKAZUだが、その際に相手選手に後方からタックルを受けて足首を痛めた模様。
急きょ日本から専属トレーナーを呼び寄せ、治療に専念しているが、怪我そのものは軽い。

●加茂監督、サテライトの練習を視察<報知>

15日午後、京都サンガの加茂周監督は、京都・東城陽グラウンドで行われたサテライトの練習に顔を出し、フィジカルトレーニング中の若手の動きを1時間20分ほど見守った。雨模様の中、KAZU騒ぎでやってきた取材陣に囲まれた同監督は「どうなってるんですかね」と発言。


1999.08.14

▼KAZU、京都サンガと移籍交渉のため、16日に帰国?!<報知>

KAZUが京都サンガと入団交渉をおこなうため、16日に緊急帰国することが、14日、わかった。
KAZUは、欧州の複数のクラブと移籍交渉をおこなっていたが、条件面で折り合わず決裂していた。京都サンガの新監督に就任した加茂氏の熱心なラブコールを受け帰国を決意したもの。
KAZUは、6月にC・ザグレブの新体制25名から外れ、7月には代理人とともに英国入りし複数のチームと交渉をおこなった。しかし、保有権を持つC・ザグレブが、交渉相手のクラブに対し多額の移籍金を要求し、最終的な合意に達しなかった。
「欧州」にこだわるKAZUは、英国クラブとの交渉決裂後もザグレブに戻り、新たなオファーを待つ形をとっていたが、すでに欧州内では多くの国が新シーズンをスタート。今から移籍が決まっても、中途半端な形でチームに加わることになり、控え要員になる可能性も高い。KAZUとしては、自分を高く評価してくれる加茂監督を助けたいという気持ちもあり、Jリーグ復帰を決意した。
すでに、加茂監督も、ザグレブにいるKAZUに、直接、サンガ入りを要望したとも言われている。
具体的な交渉は帰国後になるが、条件面で合意に達し、すぐに選手登録が完了すれば、21日のジェフ戦でのデビューも可能。

▼加茂監督、KAZU獲得を熱望<サンケイ>

加茂監督は、14日のJリーグ・第2節(対グランパス戦)試合後、KAZUにラブコールを送った。
すでに、京都サンガは水面下でKAZU獲得に動いており、23日のラモス引退試合に出場のため来日予定のKAZUと、その場で直接交渉する可能性も出てきた。

加茂監督

サンケイ

ぜひ、その話が進んでくれたらありがたい。

▼加茂監督、KAZU獲得に前向き<時事通信社>

京都サンガの加茂監督は、14日、KAZU獲得問題について、前向きな姿勢を示した。

加茂監督

時事通信

まだ、私のところに(KAZU獲得の)話はきていない。
実現すれば、ありがたいと思っている。


1999.08.12

▼KAZU、去就白紙<スポニチ>

KAZUの去就に関して12日、代理人の田路雅朗氏は「現在は白紙の状態」と強調。
KAZUは、スコットランドのヒバーニアンと契約直前までいきながら決裂。
KAZUはザグレブに戻って練習を続ける一方、欧州を第1希望に、C・ザグレブに対して、ネックとなっている金銭的譲歩を求めながらオファーを待つ形。

代理人・田路氏

スポニチ

(KAZUの移籍について)現在は白紙の状態。
C・ザグレブは40万ドル(約4600万円)から60万ドル(約6900万円)の移籍金を提示しているが、高過ぎる。10〜15万ドルならまとまる可能性もあるが。
23日のラモスの引退試合にはKAZUは来るでしょう。
でも、それまでに結論は出ないだろう。

●C・ザグレブとベネチアとの練習試合は中止

14日に予定されていたベネチアとC・ザグレブとの練習試合が、12日までに中止になった。C・ザグレブに各国代表が多く、さらに、怪我人が続出したことが理由。


1999.08.11

▼加茂監督がKAZUにラブコール?<日刊>

京都サンガの加茂監督がKAZU獲得について前向きなコメント。
現在、サンガはエースFW黒崎が怪我により長期離脱。FWの選手層が薄いだけに、KAZU獲得はサンガに大きな補強となる。
加茂監督の積極発言を受け、フロントも前向きな姿勢を見せる。

加茂監督

日刊

まだまだうちはメンツが足りない。
KAZU? もちろん魅力ある選手だ。
(加入とか)そういう話になれば、うちにとって大きな戦力となる。

京都サンガ・フロント

日刊

現場の希望となれば考えねばならない。
(交渉では)金銭的な面が問題となるだろう。

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