クロアチアでのデビュー戦を翌日に控えて−スポニチ・静岡版より−(1999.02.16)


いよいよ初戦が近づきましたね。

 

早く試合をやりたいよ。調子もいいしね。
17日の試合に出られなくても、それで終わりじゃないから、先発とか途中出場とか気にしないようにしてきた。
でも、やっぱり17日に照準を合わせて調整しているわけだから試合に出たいよね。

今年1月3日の城内FC30周年記念試合(草薙球技場)後の離日だっただけに静岡のサポーターも注目しています。

 

静岡は自分が育った大事な場所。みんなが良く世話をしてくれるしね。
静岡に帰ると、みんなはカズじゃなくてカズヨシって声をかけるんだよ。
幼なじみなんかにも、そう呼ばれるしね。子供の頃に戻った気分になるんだ。

静岡はサッカー人生のスタートの土地ですね。

 

自分も気がつけばもうじき32歳(2月26日が誕生日)。
静岡には(静岡学園高を1年で中退する)15歳までいたわけだけど、やっぱり静岡に生まれたということが、現在につながっていると思う。静岡は、サッカーが好きで詳しい人が多いからね。タクシーに乗っても、すぐサッカーの話になる。すごいなって思っている。

川崎退団が決まった時に「里帰り」を考えたことはありましたか。

 

いつかは清水(エスパルス)でやってみたいという気もあるけれど、
もう1度海外で勝負したい気持ちの方が強かった。
またいつか清水から誘われることがあるかもしれないが、今は、クロアチアで結果を残すことに集中したい。

静岡で一番の思い出は。

 

強く印象に残っている場所は駿府公園のやすらぎの塔だね。
城内FCの時に、よく練習をやったからね。
祖母がつくってくれた雑煮も懐かしい思い出。

静岡のサポーターにメッセージを。

 

いつも声援ありがとう。
クロアチアは雪が積もったり、静岡では考えられない環境。
でも寒さにも慣れてきた。調子も上がっているし、いい結果を残したいと思う。
そして、また、静岡でエキシビションマッチも含めて、またプレーしたいと思っている。
今後も応援よろしく。

 

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