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<BOOK編>

 「自分も、こんな品を持ってるよ」という方がいらっしゃたら、ぜひメールで教えてください。

なお、ここに載せる内容には、まったく営利目的はありません。


1999.7.14 

『サッカーマガジン NO.378』(ベースボールマガジン社)

1990.8.21発行

1990年7月30日、23歳のKAZU、ブラジルから帰国。同日、読売クラブと正式契約を結び、8月1日からの浜松合宿に合流。アジア大会に臨む日本代表にもリストアップされ、そこには、さわやかで、でも、やんちゃなKAZUの笑顔があります。
そのKAZUへのロングインタビュー。
23歳とは思えないコメントは、今に通じるものがありますね。23歳のKAZUが、「19歳とか20歳のころは…」なんて、淡々と振り返ってるのも、妙〜にうなずけてしまいました。
KAZUの特集は、巻頭カラーページで10ページにもわたり、KAZUへの注目度の高さが伺われます。
実は、これに続く日本代表レポートには、まだKAZUやラモスのいない日本代表の試合の様子が…。韓国に完敗、中国にも惜敗する日本代表の写真の中には、井原や堀池、福田や武田の顔がありました…。
思えば、この頃の日本代表はステイタスが低く、代表よりクラブで試合をする方がいい…なんていう選手もいたほどです。
この直後にKAZUやラモスが代表入り。代表へのこだわりと誇りが生まれ、ファンにも、それが浸透し出したのは、この頃からでしたね。


1999.7.11 

『ストライカー 1986.8』(学研)

1986.6.21発行

1986年、KAZU19歳、ブラジル・サントスとプロ契約。
その頃から、ずっとKAZUをウォッチし続けてるのは、サッカー雑誌「ストライカー」(ちなみに、「ストライカー」は、その後1986〜1990まで、ブラジルのKAZUを連載で特集しています)。この1986.8月号で、初めて「特別企画」が組まれ、カラー4ページにわたってインタビュー記事が掲載されました。
カメラに向かって「イェーイ!」って感じで、かっこつけてるKAZUがそこにはあります。「変わんないなぁ〜」って思わず…(笑)。
さらに変わらないのは、KAZUの考え方…。
年月を重ね、いろんな経験を積んで、もちろん言動は少しずつ変化してきただろうけど、KAZUの基本的な姿勢や考え方は、今も昔も全然変わってない。
ブラジルでサッカーをやっていくことについて
「ぼくはブラジルに渡り、何がなんでもサッカーをやらなければならない、と考えすぎていたんです。ブラジルの子どもは、実に楽しんでサッカーをしています。それを見た時、”ああ、サッカーはこんなに楽しいものか”と感じました」って応えています。
また、1986年は、KAZUがパルメイラスの選手として、キリンカップに来日。そのときの日本代表と対戦したわけですが、その日本代表については、
「パルメイラスの選手達は、”日本のプレーヤーは、1つの型にはまりすぎていて意外性がない”と言っていましたが、僕が思うに、木村和司選手や越後選手は、ブラジル選手と比べても見劣りしないと思います」といったコメントを堂々残しています。
そして、このインタビュー記事は、こういったKAZUの言葉で締めくくられていました。
『サッカーボールは小さいけれど、サッカーで生きていこうと思うなら、大きな夢のあるボールです』


1998.7.13 

『ズバリ、一流のストライカーに育てる本』
(KKベストセラーズ)

1993.4.5 初版発行

ご存じアニメ映画『KAZU&YASU』の原作本ともなった、三浦ブラザーズのお母さん、三浦由子さん著の本です。
「責任感が強く真面目な兄・泰年。陽気でユーモラスな弟・知良−」と本の中で表現されているとおりのエピソードが書かれている一方で、KAZU&YASUの、人間的な魅力の裏付けとなる話が記されています。
KAZUが子供のころに3回も手術を受けているなんて、この本を読むまで全然知らなかったです…。
KAZUの人間的な大きさを改めて知ることのできる1冊です。


1998.7.8 

『ティーンズ体感マガジン デュエット』(集英社)

1992.6月号

こ〜んな雑誌、当時見かけたことがないなぁ〜。でも、しっかり友人が見せてくれました…この雑誌。「ティーンズ体感マガジン」といったキャッチコピーにも笑っちゃいますけど、表紙を飾るKAZUも、諸星くん(元光GENJI)も、めっちゃ若い!!
おまけに、やっぱり、KAZUって、顔、小さいですよね。
そういえば、代表22人問題でイタリアから帰国してすぐの等々力に、諸星くんを連れだって姿を見せたKAZU。その諸星くんと初めてまともに話したのが、この雑誌の、この号だったのです。
お互い静岡出身で、どちらも「カズ」と呼ばれていたとか、ブラジルで、KAZUも光GENJIの唄を、カラオケでよく唄ったとか、そんな話をしてましたよ。
ほんと今も変わらず、「少年っぽさ」が残る「やんちゃ」なKAZUです。


1998.7.1 

『fish+ideal 創刊号』(光琳社出版)

1998.2.28発行

Men’s NONNOのような出来映えのKAZU。
パッと見た目にも、表紙がKAZUだとはわからないですよね。
中味も、ファッション雑誌のような、芸術雑誌のような、インタビュー雑誌のような…。
表紙を入れて20ページにもわたってKAZUを特集。ファッションモデルのように、イタリアンスーツを着こなすKAZUに惚れ惚れしてしまいます。
中のインタビューも泣かせます…。コラムも思わず涙してしまいます…。
コラムの最後は、こういったセリフでくくられています…。
「彼と同じ時間を歩んできたひとりのファンとして、僕はいつまでも彼=三浦知良という、海を渡ってやってきたあのプレイヤーにエールを送り続けるだろう。期待と親しみを込めて。」

 

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